今日は仏陀の生まれた日
今日は、スリランカは祝日。
仏陀が生まれた日なのです。
スリランカではこの日をヴェサックと呼んでいます。
70%が仏教徒のスリランカではこの日はお正月(スリランカの仏教徒のお正月は4月の最初です)の次くらいに盛大にお祝いします。
特に、今年はもうすぐ25年も続いていた内戦が終わりそうなので、いつもより更に盛大な雰囲気が町中に漂っています。
町中が飾り付けされて、特に夜はどのお寺・お店・お家も提灯のイルミネーションに趣向を凝らし、人々はそれを見るために夜遅くまで歩きまわります。
人々は家族総出で移動しているので、道は三輪自動車(スリーウィル:トゥクトゥク)、バイク、車、トラック、自転車で溢れ、無法状態でお互いがぶつかりそうになりながら、クラクションがひっきりなしに鳴り響いています。
どの乗り物もあり得ない人数の人を乗せています。20名以上の家族がトラックの荷台に鈴なりになって乗っているのなんて、普通です。若者の集団の車もあります。座っているスペースもなく、立って荷台に乗って移動していたりします。。
一台のバイクに、お父さんとお母さんに挟まれて子供が乗り、一家4人が乗って移動していたり、時には、遠くから来ただろう、少年たちの自転車の集団もひっきりなしに通ります。
そして、その歩き回っている人、車に乗っている人に飲み物をふるまう家、食べ物をふるまう家と、それはそれはお祭りムード満載です。
写真は、要所要所にある食べ物供給所。歩き疲れた人が立ち寄っては、無料で食べ物をもらうために並んでいます。
私は車に乗っていたのですが、渋滞でゆっくり進む車の中の私に向って、「ジャパニーズ!コーヒーどうぞ~♪」と、どこの家も若い男の子達が飲み物を勧めてくれるので、窓はあまり開けられません…(^^;
人懐っこいスリランカ人がひっきりなしに私の横を通るということは、ひっきりなしに声をかけられるということです…。時には「チャイニーズ!」「Sweety!(そこの可愛子ちゃん!:そんな感じかな?)」、投げキッスから、それはそれは落ち着きません。。
時には、お寺にお金を寄付した人の名前を大音量のマイクを通して祝詞に載せて謡っているので、なかなか賑やかです。
そして、陽気なスリランカ人らしく、最近の人気のインドミュージックのメロディーに乗せて、仏陀の替え歌を流し、それに合わせて人々が踊っていたります。
写真は、その仏陀の替え歌を綺麗に着飾った女の子達が歌っている様子です。
この舞台はトラックに引かれながら町中をゆっくり廻っています。そして、舞台の廻りは、この女の子たち目当ての男のたちや、家族が歩きながら着いて行っています。
日本なら、おごそかに行いそうな行事も、スリランカならではの雰囲気で楽しんでいます。
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