語学学校入学許可書をもってないことに気がついてからは、
お別れの悲しみなんかどこへやら。
どうして良いかわからない!
運良く、スチュワーデスさんの一人が日本人。英語の全くダメな私は
彼女にすべてを任せることに決めた。(勝手に)
「あの~、入学許可書を荷物に積み込んでしまって、手元にないんです
が、こういう場合どうしたらいいでしょうか?」
スチュワーデスさん「ん~。困ったわね~。ごめんなさい。私には分から
ないわ。」
終わり・・・。
そうこうしているうちに、イギリスに着陸。
あ~、入国審査のカウンターまで来てしまった。
あっ。日本人ツアーガイドさんだ!助けてくれるかも!
「あの~。かくかくしかじか・・・・」
ツアーガイド「そんなん知らんわ!私は忙しいねん!」
ひっど~!!!絶対今後一切○○旅行会社は使わへんねん!!
ふん!もうどうにでもなれ!!こうなったら、スマイル作戦だ!
入国審査の為、入国カードを記入。オキュペーション?って何??
あの頃の私の英語力はひどかった。
「occupation=職業」を知らなかった。
とにかく、入国審査官のお兄さんに事情を説明。あの英語力で
どうやって伝えたのかは、夢中だったので覚えていない。
パスポートをお兄さんに預けるかわりに、荷物を先に取りに行って
良いことに。よかった。
あのあと、荷物が1時間遅れて出てくることになっても、機嫌良く待って
いたのでした。
その甲斐あってか、普通の学生ビザ+就労(バイトのできる)ビザを
運良く手に入れることが出来たのでした。
イギリスへ留学するみなさん。くれぐれも気をつけて下さいね。
※イギリスの就労ビザの取得は、すべて入国審査官の手に
ゆだねられ、みなさんの運に任されるのです。
さあ、やっとイギリスに入国。
これからの出来事に胸を膨らませる直子でした。
日本にいる家族や彼、友達の事を思うとまだ胸が痛みながら・・・。
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