紅茶を運ぶ船「カティーサーク号」復活
写真の船は何でしょう?
そう。これは昔、中国からお茶を運ぶのに使われていた高速帆船。
その中でも出来あがったと同時にスエズ運河が開通し、活躍の場がないままになってしまった悲運の船として知られるカティーサーク号は、当時世界最速であり、その美しさから多くの人の心を惹きつけて、お酒のラベルにもなっていました。
そんなカティーサーク号が火事で全焼したのは2007年。
そのニュースを聞いたときに、なんとも寂しい気持ちになっていたのですが、今日復活するというニュースを見て、思わず「わ~~!」と、声をあげてしまいました^♢^
やっぱりカティーサーク号はみんなに愛されていた特別な船だったのですね~。
【ロンドン共同通信より】
ロンドン郊外グリニッジで保存されていた07年にほぼ全焼した19世紀の帆船カティー・サーク号が12年のロンドン五輪までに復元されることになった。英政府が4日発表した。テムズ河畔に再び優美な姿をみせることになりそうだ。1869年に建造、当時は世界最速。同船をラベルに描いたウイスキーのブランド名としても知られる。復元には4600万ポンド(約65億円)かかるという。