初日のレベル分けのテスト! “テストを受ける為のクラス”へ案内される。
そこには、数人の外人さんと、5人ほどはいただろう日本人で、
計10人 程度のクラスだった。 なんだ!日本人ばっかりだ~・・・。
外人さんに囲まれて、どっぷり漬かりたかった私はやはり残念。
その日本人の中に、昨日の送迎タクシーで一緒だった女の子が偶然いた。
「昨日、タクシー 一緒でしたね♪」 声を掛けてみる。
彼女は「あ~!どうでしたか?ホストファミリーは?」と、優しく 応えてくれた。
この出会いをきっかけに、彼女は私の留学生活で最も多くの時間を
一緒に過ごす楽しい親友となるのだ。
彼女の名前は「さくらちゃん」
これは、後になって分かったことだが、初めて私が声を掛けたとき、
彼女は実は私の事を覚えていなかった。
正確には、送迎タクシーで会った時は、私の化粧がほとんど取れていて、
この日の私とは違ったらしい・・・。(^^;
そりゃ、仕方がない。空港では色々冷や汗を掻くことがたくさんあって、
化粧どころではないくらい必死だったのだ。
そうこうしているうちに、先生が優しい笑顔とチンプンカンプンな英語 と共にやって来た…。
さっそく、テストだ!その間に順番に面接を受ける。(希望のクラスを伝える)
テストは、「100問もあるぅ。お~!!簡単だ!!」スイスイスイ~!
「ん?これは分からん…。ん?!これも分からん…。おやぁ~!! 全然分からん!!!!」
半分を過ぎる頃にはチンプンカンプン!!(^^;
眩暈がしてきて、白目を剥きそうになった頃に、面接の順番がやって来た。
教室の外に先生が椅子に座っている。私も空いている椅子に座り、向き合う。
取り合えず「ハロー(^^)」
面接の質問はなんとか理解ができた。
「イギリスは好き?」とか、「イギリスに来たことはある?」とかだ。
「クラスは文法中心がいい?それともスピーキングやヒアリング?」 この質問には、
すかさず「ヒアリングとスピーキング!!文法いらない!」
私には、しゃべってる英語を早く理解することが出きるようになることが
最重要ポイントだったのだ。
神経を集中して話しを聞いて、英語をしゃべる為、ひどく疲れる・・・。
とにかく、初日はこんな感じで終了。ふ~。
同じクラスのさくらちゃんと、アルゼンチン出身のフェルナンダと ランチを食べに学校を出る。
私とフェルナンダは英語が全くダメ。さくらちゃんは堪能。 ランチの会話は意味不明炸裂!!
でも、アルゼンチンの人は非っ常に明るい!そしてフレンドリー!
何をしゃべってるか全く分からないフェルナンダの明るさに なんだか楽しくなってきて、
なぜか一緒にショッピングまでする始末。(^^;
でも、人間言葉じゃないんだと、しみじみ感じる午後だった。(^^)