私は紅茶好きな花のOL  1999年の事・・・

2年半の結構楽しく過ぎていったOL生活。
勉強にはなったけど、なんだろう、この違和感は・・・・。

ある日、「何か違うことを始めよう!」(突然思う)
会社だってもっと若くてかわいい子が替わりに入ってきたら喜ぶぞ!

思いついてしまったら、やってみないと諦めがつかない私。今までそれ
で、何度も失敗しているけれど、もう一度やってみよう!

さて、何をするかな~。

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なんで紅茶??

なんで紅茶だったんだろう。

しかし、実はこれは私にとってすごく自然な結果。

純粋に昔から紅茶が大好きだった。
そのうえ、コーヒーが飲めなかった。

気がつけば、いつも紅茶を飲んでいた。
友達も私を遊びに誘うのは、夜であっても「お茶しに行かない??」って、
聞いていたほど。

紅茶と言うのは、一人でゆったり楽しむのも良し。
友達とおしゃべりしながら飲むも良し。

久しぶりに会う人とでも「お茶しない?」の一言で、
すぐに長年のブランクなんて飛んで行ってしまうと思う。

紅茶は人の間にある、温かいものに思えたのだ。

「そんな紅茶を自分のライフワークに出来たらいいな~。」

そこから全てが始まった。


つまらないことだが、私の母は、真剣な顔で、私が紅茶好きな事を
こんな風に分析した。

「あなたが、お腹にいる間、紅茶をよく飲んだから、こんなにも
紅茶好きになったのね~。すごいわね~。不思議ね~。」(^。^;


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紅茶を仕事にするって何??どんな仕事??

紅茶を通して何が出来る?どんな仕事があるの??

そう思って回りを見渡した時、「ティーインストラクター」を発見。

日本紅茶協会が認可している資格だ。1年間、養成コースに毎週
通い、テストに受かればもらえるというもの。

他には、ブルックボンドがやっているもの。などなど。

早速、日本紅茶協会の大阪支部に直接行って、資料をもらってきた。

ふむふむ・・・・。

ブルックボンドにも行ってきた。1ヶ月の初級コースを受講。

ふむふむ・・・・。

なかなか勉強になったな。でも、ちゃんとしたコースはちょっと高い・・・。

とろこで、資格を持つと言うことは、どういうことなんだ?

人に信頼を与えるということか~。

ん~。自分の中で何がひっかかってるんだ??

紅茶の専門店で働きながら知識を身につけるか。
それも、良い考えだ。

ティーテイスター、ティーブレンダーもあるな。

でも、これらの人はどこで勉強したんだろう。
きっと、学校ではない。

すべては、経験だ。

人生甘くない。

修行に出なきゃ!!

しかし、いったいどこへ・・・。

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なんでそこで、イギリスに行ったの??

ある、昼下がり。

ふと、「なんで紅茶を日本で教わるの?イギリスで飲まれてるんだよ。」

「なんだ、簡単だ!イギリスに行こう!」

資格が欲しかったわけじゃないんだー!
紅茶を純粋に学びたかったんだ!!すっきりしたー!

そういえば、紅茶の本を出している人に資格を持ってる人なんて、ほとんど
いないぞ。

自己流で行こう!

「自己流で紅茶を学び、たくさんの人と楽しめる場所を作ることにしよう!」

それが、第一段階。「自己流紅茶教室を開く」ことになった。

しかし、資格を持たないと言うことは、自分でその信頼を作らなくては
いけない。

問題は知識。

がんばらなきゃ。

修行だ~!!<Part Ⅱ>

注:これは私の主観なので失礼なことを書いているかもしれません。
  でも、この時は本当にこう思ったので、素直に書いてみました。
  失礼があったらお詫びします。


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日本でイギリスにある紅茶学校を探す

結論から言うと、イギリスには紅茶の学校はない。

いたるところで、紅茶の学校の情報を聞いたが、皆無。

「日本では情報はないけれど、イギリスに行ったらたくさんあると
思いますよ。」と、言われるだけ。

途方にくれていた頃、「ブリティッシュカウンシル」が紅茶セミナーを開く。
しかも、講師はイギリス人。

この先生に聞いてみよう!

その結果、先生は私に快く教えて下さいました。

「イギリスには、tea and coffee museum というところがある。
そこで、紅茶を学ぶ事が出来ます。イギリスに行ったら連絡してみな
さい。」そして、ホームページのアドレスを教えてもらったのだった。

私はやっと紅茶学校の情報を得たことに安堵。

こんなにも、学校を探すのに苦労するとは思わなかった・・・。

しかし!それは、学校ではなかったのだ~!!

このことはイギリスに着いて1ヶ月したころに直面することになる。

※イギリスには、日本人観光客向けの一日体験アフタヌーンティーや、
  単発の教室ならたくさんあるのです。

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