ブライトンのアフタヌーンティー

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留学を始めた頃、「イギリスに来たので、早速アフタヌーンティー♪」と、ブライトンでは名の知れたホテルにウキウキとアフタヌーンティーに駆けつけた時。(写真左のクイーンズホテル)

なんと紅茶はティーバックで!!

私のイギリス紅茶文化に対する夢がガラガラと音を立てて崩れた瞬間でした。。

後に、ロンドン紅茶ミュージアムで働いて、初めて、実はもはやイギリスでは紅茶のほぼ90%以上がティーバック市場だと言うことを知ったのでした。。

今の日本でも、緑茶市場はティーバックもさることながら、ペットボトルがかなりの市場を占めている事に似ているかもしれない。。

そう言えば、去年のイギリス旅行で訪ねた紅茶&緑茶専門店の女性スタッフが、「日本人はみんな今でも茶道をしてるんでしょ!」と、言ったのに対して、「日本人は今やほとんど日常的にはしないですよ。」と答えると、彼女がひどく驚いて、「そんな~。それはすごく残念なことだわ~~!」と、言っていたのを思い出しました。

それぞれの国の理想と現実。。