3月ティーライフレッスン「ドイツ紅茶事情」

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3月のティーライフレッスン「ドイツ紅茶事情」

ドイツはビールやソーセージのイメージで、「紅茶」というキーワードとリンクしないように思いますが、私がイギリス留学していた2000年。ドイツの北部ハンブルクを訪れた時、ドイツ人の友人が紅茶好きの私を紅茶専門店に案内してくれました。
そう。意外にもドイツ人は紅茶や緑茶を飲む人がいるのです。

と、言うことでさらに詳しくドイツ紅茶事情を知りたいと思い、今回のレッスンをする事になりました。(^^)

そして、その時のドイツのイメージでテーブルセッティングをしました。
街中は古い建物でしっとりとした雰囲気ですが、その中に走る電車や室内のインテリアはモダンでシンプル。そのイメージでテーブルはこの様になりました♪

紅茶はドイツ紅茶ではお馴染みの「ロンネフェルト」社の「マラクージャ・デ・グレナディージョ」と「アイリッシュ・モルト」を。

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パパイヤフレーバーの「マラクージャ・デ・グレナディージョ」には、アールグレイの香りのついたウォッカ漬けの氷砂糖をアクセントに入れるととっても美味しいです♪
この氷砂糖のスタイルもドイツならでは。ちょっとしたおもてなしには喜ばれること間違いなしです♪

そして、もう一つは「東フリージア地方」で飲まれる不思議な飲み方に挑戦!

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脂肪分の高いミルクを入れるのですが、ここでは生クリームを♪そして、混ぜずにクリームと紅茶の味と、氷砂糖の甘味をそれぞれ楽しむという不思議な飲み方です。
私たちもやってみましたが、ついつい混ぜて飲んでしまいます。その方が美味しいし♪♪笑
そして、この紅茶にアイリッシュのお酒とカカオの香りの香るミルクティー向きの「アイリッシュ・モルト」を合わせました。

ちなみに、ティーバックも相当普及しているので、一般の家庭ではこのようなかわいい箱入りのティーバックが売っていて、お客様に好きなフレーバーを選んでもらって紅茶やハーブを楽しむスタイルの方がより一般的です。このケースはオランダで購入してきました♪

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そして、このお菓子!美味しそうでしょ~~♪♪
仙台にあるドイツ菓子専門店からお取り寄せしました~~(^^)/

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ここに甘味のないホイップクリームを添えていただくと、しっとりした生地に更にまろやかさを加えて、本当にほっぺたが落ちるかと思いました!

☆モミの木(仙台)ドイツ菓子専門店
 〒981-3204 宮城県仙台市泉区寺岡4-15-1
 営業時間 水曜~日曜11:00~18:30 (実店舗17:30ラストオーダー)

そして、西宮でドイツ菓子と言えば老舗の「ミッシェルバッハ」
最近、すっかりメジャーになってしまい、この私の大のお気に入りの「クッキーローゼ」が10日以上も前に予約しておかないと買えないようになってしまいましたが、やはりこのレッスンには登場させたい!と、思い、ご用意しました♪HPの写真は昔のお店の外観で懐かしいです~~。今は時代の流れですっかり今時の風貌に。。ちょっとだけ切ない気分になるお店です。。(^^;
このクッキーは見た目は素朴ですが、絶妙な香ばしさとバターのコクに一度食べたら止まらない~~。


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この写真を見ているだけでもお腹が減ります~。

最後は、このかわいいテーブルクロス!!
実は、昨年の11月にフランス&オランダ旅行をした時に出会っちゃいました!

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オランダで素敵なテーブル&お花のレッスンをしている知人を訪ねてオランダを訪れた時、彼女がオススメしてくれたお店にありました。さすがです~~♪

☆彼女の夢のようなブログ

オーダー制なので、彼女が日本に帰省した時に後日届けてくれた、長旅の末やってきたクロスなのです♪♪

クロスが届いた時は、スシーラの皆さんに言いたくて言いたくてうずうずしていましたが、このレッスンのみんなの驚く顔が見たくてずっと頑張って黙っていました。笑

Designers Guildの、Tricia Guildという英国人女性のデザイナーのものです。

今回も、私の好きなもの満載で楽しいレッスンでした。
好きなものに囲まれてお仕事ができるって、本当に幸せです~!

4月。5月。はティーライフレッスンはお休みですが、また今度はスリランカで色々な情報を集めてきますね~。レッスンでこれから登場するのを楽しみにしててください♪♪

コメント
先日は楽しいお時間ありがとうございました。
クッキーにはうるさい私ですが・・?「ミッシェルバッハ」さんのクッキーおいしかったです。香ばしさがなんとも・・・。しかも、一口でいけるところが危ないかも・・・貴重なものご馳走様でした。
私、4月から英国菓子のレッスンが、はじまります。
上達した暁には、ぜひ試食していただきたいです。
4,5月はスリランカに行かれるとのことで、お気をつけて、そして楽しんで、いってらっしゃいませ。
その後、又お会いするの楽しみにしております。

投稿者 nao : 2009年03月24日 10:55

To:naoさん☆
こんにちは~!ミッシェルバッハ、お口に合って嬉しいです~。そして、4月からは英国菓子もお勉強されるのですね!
試食させていただくのが、今から楽しみです~~笑
6月にまたお会いできるの、楽しみにしています~♪♪


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生徒さんSさんのナーサリーティーパーティー♪♪

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いつも、お忙しい育児の合間を縫ってきて下さるSさんから素敵なメールが届いたので、嬉っくて思わず掲載許可をいただいてブログにアップさせていただきました(^^)

こんな風にお家でも素敵な時間を過ごして下さってとっても嬉しいです!
上段のサンドイッチの形がワンちゃんだったりハートだったり、とってもキュートです♪
ママの遊びっぷりと愛情を感じます★

ちなみに、長年来て下さっている生徒さんの間では、ティーライフレッスン(Tea Life Lesson)は、TLLと略されています(笑)

Sさんのメール>>

先日のTLLもとっても楽しかったです!

子供が主体ということもあって、日頃子供にどっぷり浸かってる私にとってまさにテンションアゲアゲなTLLでした♪

実は先週の日曜に我が家で3家族が集まった「新春会」をしまして・・・

メインは大人用の「鍋」だったんですが、大人達はダイニングテーブルで。

5人の子供にも・・とローテーブルに子供用のご飯を用意しました。

早速というか、「イギリス流」とは程遠い内容ですが、「ナーサリーティー」を真似してサンドイッチやスパムおむすび(これイギリスでやったらOH MY GOD!)ですよね~

から揚げなど・・・を2段皿に乗せ、強引にセッティングしました。笑。

子供達だけのメニュー考えてテーブルクロス考えて・・と準備が楽しかったです♪

今回は「ご飯」がメインでしたが、TLLで習ったスコーンやショートブレッドも次回は企画してみようと思ってます!

ステキで楽しいTLL本当にありがとうございました!

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2月ティーライフレッスン「ナーサリーティー♪」

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2月のテーマは「ナーサリーティー」=子供ちゃんのティーパーティー。でした。

初の試みでしたが、テーブルも春ということもあり、ピンク!と、予想以上に可愛くなりました、
内容も「ナーサリーとは」に始まり、「ティーパーティーのマナー」から、「イギリスと日本の子育て事情の違い」などをお話し、スシーラにはママさんも多くいらっしゃるので、それぞれの思いなどもたくさん伺って、楽しくかつ充実した内容となりました♪♪

ヴィクトリア時代には中・上流階級の家庭では子供を乳母や家庭教師に面倒みてもらう習慣があり、子供部屋(ナーサリー)で、乳母達と一緒に縫いぐるみなどを相手に、子ども用のティーカップを使って、アフタヌーンティーパーティーごっこをしていたのです。

その中で、子どもたちはマナーを学び、そして大人の社交の場にデビューしていくのです。
時には、子どもたちのティーパーティーも開かれ、実践の練習もかねて楽しんでいたようです。

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そして、今回のレッスンの為に初登場したのが、この子ども用のティーセット♪
ドイツのロイター社のもの。
小さいながらも、ポットのふたにはちゃんとストッパーがついていて、注いでもふたが落ちないようになっているなど、細工が細かい!

そして、やっぱりこれが陶磁器であることに意味があるのですね。
子供だからって割れない素材にせず、割れるものだというのをこの場で教えていく教育の一環なんですね。色々と勉強になります。。

ところで、色々と探していたら、Children’s Tea Setのサイトを見つけました。こちら

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子供ちゃんのティーパーティー☆

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2月のティーライフレッスンの第一週目が終了しました。
今回は「ナーサリーティー」子供のティータイムをテーマにしています♪

なので、テーブルセッティングはいつになく超ラブリーです(^^)
お花は写真の感じで、とっても春らしいです♪

レッスンでは、子育てしてる人も、していない人も、みんな色々な思いがあり、毎回レッスンでは新しい発見の連続です!

また、来週のレッスンではどんなお話が飛び出すのか今から楽しみです~!
まだ、空いている日もありますので、どうぞ今からでもご予約お待ちしています~♪

 金曜日11:00~27日【満席】
 金曜日15:00~27日【残2】
 土曜日19:00~28日【残1】
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1月ティーライフレッスン「マカロン・ティーパーティー♪」

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1月のテーマは「マカロンティーパーティー♪」

合計7社のマカロンを取り揃えました~!

このマカロンの為の買い出しの旅は長かったです~。

まずは、新幹線に飛び乗り、日帰りで東京へ。次の日、神戸の三田へ。
そのまま、六甲山を越えて岡本&芦屋へ行き、西宮に戻って来ました。

本当に、途中私はいったいマカロンの為に何をしているのやら…。と、自分でも呆れてしまいました。

でも、お陰でその名の通りマカロン三昧のティーパーティーとなりました♪♪

ちなみに、今回用意したマカロンはパリスタイルのマカロン。
「マカロン・パリジェンヌ」と呼ばれます。

他のマカロンは先月のブログをご覧ください♪
素朴な地方のマカロンも存在します。


そして、そのマカロン・パリジェンヌを初めて作ったのはラデュレ。
なので、やはりラデュレのマカロンは外せない…。東京へ…。(^^;

でも、やっぱりラデュレのマカロンは別格に美味しかったです~。

箱も可愛く、憎い演出が満載です。東京に行って良かった~(^^)

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★今回用意したマカロン&それぞれの私の感想★

1、es Koyama:エス小山(神戸・三田)+キャラメル・タタン
  →外側は結構しっかりとしていて、キャラメルの味が濃厚。
   食べ応えがある。
2、GLAMOURDISE:グラモウディーズ(神戸・岡本)+バナナ
  →関西に初めて東京っぽさがやってきた!
   と、いう感じ。洗練された感じ。適度に外側はソフトで繊細。
   中のクリームは意外にも甘さ控えめでバランスが良い。
3、PATISSRIE PLAIN:パティスリープラン(兵庫・芦屋)+ピスタチオ
  →丁寧に作られたという印象。お値段が驚きの一個100円!
   優しい味わいで、中のクリームもクリーミーで嫌味がない。
4、BIGOT:ビゴ(兵庫・芦屋)+バニラ
  →一番素朴な感じ。外のパリパリ感が一番強い。
   そして、中はねっちりした感じ。
5、Eiji Nitta:エイジニッタ(兵庫・西宮) +ストロベリー
  →ケーキ屋さんのマカロンと言った感じ。
    いちごの風味がしっかりしてクリームが生クリームっぽく
    本当にケーキのよう。
6、PIERRE HERME:ピエールエルメ(東京・青山)+各種
  →しっかり重みがある。外側は適度にサクサクしていて、
   中のクリームがマカロンの生地と一体化してバランスが良い。
7、LADUREE:ラデュレ(東京・銀座)+各種
  →一番格別に美味しかった!外側の適度&繊細なサクサク感と、
   クリームとのバランスが絶妙。

やはり、マカロンは東京の方が「マカロン・パリジェンヌ」といった本格的な印象でした。関西は、素朴な街のマカロンと、言った印象。

ただ、腕の良いケーキ屋さんやパン屋さんが腕をふるっているだけあって、それぞれ特徴の違う美味しいものばかりでした!お店によってこんなにも違うのは関西の楽しみの一つかもしれません♪♪

いや~。マカロンについてこんなにも語ってしまうとは…。

皆さんも自分のお気に入りを見つけて楽しんでください~。

ところで、今回東京に行った時に偶然見つけたショコラティエの紅茶。

「ボアシェ」 東京大丸

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1827年創業の老舗ショコラティエ。
東京大丸にしか入っていない、超貴重な紅茶です。

でも、お値段にびっくり!!!

有名なペタル・ド・ショコラ(花びらのチョコレート)を一缶。約9000円!
そして、紅茶が100g4400円!(* *)

東京という街は…。

ただ、個性的なボアシェならではのチョコレート。一度お試しあれ~~。

そして、その他には、このマカロン達に合うようにオリジナルブレンドティーを作りました♪♪ウバ&ヌワラエリアのブレンドティーです。すっきりとした味わいで、甘いクリーミーなマカロンとぴったりでした♪

今回も盛りだくさんの内容となりました。
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