紅茶の学校探しは早速始めた。
学校の近くのインターネットカフェで、慣れない英語のホームページと
格闘すること30分。
頭痛が・・・。
単語のほとんどが分からない・・・。
まず、ブリティッシュカウンシルから教えてもらった
”Tea council” のホームページに挑戦。
なぜか、最後にはゲームの画面になってしまった・・・。なぜ!?
次ぎに、紅茶の先生に教わった”tea and coffee museum” に挑戦。
なにか、セミナーのようなページを発見。しかし、詳しい事は何も書か
れていない。
とりあえず、Tea Council に私のその時の英語力を総動員して
メールを書いてみる。
日本語にすると 「私、紅茶好き。興味ある。なにか学校ないか?
その為日本から来た。返事待つ。」
こんな、へんな文章だったに違いない。
ともあれ、返事を待ってみよう。
今日はこれが、限界だ。
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紅茶学校探し第二弾
ティーカウンシルに「紅茶学校の報告待つ!」のメールを送ってから
1日が経った。
語学学校の後、そそくさとインターネットカフェに駆け込む。
Hot Mailを開き、ドキドキと不安と期待の中でメールをチェック
する。
「あっ!来てる!!」
この何事も Take it easy で のんびりでいい加減ななイギリスで、
こんなにも早くメールの返信があるとは!
そんなことにも、驚きながら、急いでメールの内容をチェック。
英語でいっぱいのメールの文面にまず、私の目に飛び込んだ文字
「Unfortunatelly」:運の悪いことに・・・。残念なことに・・・。
「・・・・・・。」
内容を要約すると、
「特に紅茶学校というものはありませんが、○○○地方の○○さんと
おっしゃるマナーを教えてくれるところで、もしかしたら紅茶を
教えてくれるかもしれません。
一度、連絡を取ってみてはいかがですか?」
と、いう内容。
やっぱりマナーがついてくるのか~。
この他に、どう対策を打てば良いのか分からなかった私は
取りあえずは、全くダメな英語を伸ばす為、英語学校に
集中するしかなかった・・・。
「このままでは帰らないぞ~!」と、心の中で叫びながら・・・。
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1日が経った。
語学学校の後、そそくさとインターネットカフェに駆け込む。
Hot Mailを開き、ドキドキと不安と期待の中でメールをチェック
する。
「あっ!来てる!!」
この何事も Take it easy で のんびりでいい加減ななイギリスで、
こんなにも早くメールの返信があるとは!
そんなことにも、驚きながら、急いでメールの内容をチェック。
英語でいっぱいのメールの文面にまず、私の目に飛び込んだ文字
「Unfortunatelly」:運の悪いことに・・・。残念なことに・・・。
「・・・・・・。」
内容を要約すると、
「特に紅茶学校というものはありませんが、○○○地方の○○さんと
おっしゃるマナーを教えてくれるところで、もしかしたら紅茶を
教えてくれるかもしれません。
一度、連絡を取ってみてはいかがですか?」
と、いう内容。
やっぱりマナーがついてくるのか~。
この他に、どう対策を打てば良いのか分からなかった私は
取りあえずは、全くダメな英語を伸ばす為、英語学校に
集中するしかなかった・・・。
「このままでは帰らないぞ~!」と、心の中で叫びながら・・・。
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イギリスでの恵まれたホームステイ
私のホームステイ先は、『おばあちゃん+猫一匹』
猫の名前は『キシィー』 キシィーもおばあちゃん猫。
海を見下ろす小高い丘に建つその家からは、整然とならんだイギリスの
家並み。
天気が良ければ、リビングの出窓から、1キロ先の海を臨むことも出来る。
屋根には、鳩ではなく、カモメがいて「クゥークゥー」と、鳴いている。
多くの語学学校の生徒が、ホームステイとのトラブルに悩む中、
ダウンおばあちゃんとの生活は、穏やかで恵まれていた。
登校初日は、おばあちゃんが一緒に学校までついて来てくれて、
バスの下りる場所や、帰ってくるときのバス停の目印などを教えてくれた。
学校から帰ると、タバコを吸って寛いでいたおばあちゃんは
よっこらしょとソファーから立ち上がり、夕ご飯の準備に取りかかる。
キッチンからは、包丁の「トントントン」と、いう音ではなく、
「チーン チーン!」と電子レンジの音が響く。
イギリスの冷凍食品の普及はすばらしい。しかも安い!!
主婦になるならイギリスだ!
イギリスの食事は大抵一皿にサラダとポテトそして肉が乗せられる。
ポテトがフライになったり、ボイルされていたりマッシュだったり、
お肉も、ビーフ、チキン、ラム(羊)と日によって姿を変える。
食後の後片付けがおそろしく簡単だ。
お皿2枚に、コップ2個。フォークとナイフ。
シンクに洗剤を垂らし、お水を入れ、泡でブクブクしたら、
その中でスポンジで洗い、アワアワのまま取りだし乾かす!!
後は、おばあちゃんとソファーに座ってテレビを見る。
テレビの内容はよく分からないのだが、おばあちゃんに今日あったことを
話して、時々英語の発音を直してもらう。
膝には決まってキシィーが乗って来て、彼女は爆睡するのだ。
後は、宿題を済ませお風呂に入り、11時には「おやすみなさい」
こんなにも、時間にゆとりがある生活が、日本ではなぜできなかったの
だろうか?
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イギリスでの「紅茶好き」とは?
優しいダウンおばあちゃんと猫一匹の平和な生活が続いていた。
ダウンおばあちゃんはある日私にこんな質問をした。
「なおこは何を学びにイギリスに来たの?」
そこで、私は自信を持って
「紅茶を勉強しにだよ!」
おばあちゃんは少し驚いた顔で 「そうなの~。」
この質問の意味は次の日分かることになるのだ。
学校が午前中で終わり、友達とお昼を終えてインターネットカフェに
行ったりしながら午後を過ごし、5時くらいに家路に着く。
「I’m Home!! 」(ただいま~!)と元気良くリビングへ向かうと
ダウンおばあちゃんが「なおこ!今日は色々なバリエーションの
紅茶を買ってきたの!何を飲む?」
「ほんと?!うれし~!」
(ほんとにダウンおばあちゃんは良い人なのです。)
カラフルな箱を2,3箱持ってきて私に見せる。
なんの紅茶なんだろう~。さすがイギリス。色々あるんだな~。
なになに? ○○berry ?? Camomail?? ○○Fruit??
ベリー・カモミール・フルーツ・・・・
「・・・・フレーバーだぁぁぁ~!」(心の中で叫ぶ)
実は私の大の苦手なフレーバー・・・。
紅茶に凝っていると言えば、フレーバーの事なのか?
でも、その好意に感動した私は3種類全部淹れてみようと提案。
ベリーはやばかった・・・。色が濃厚な赤ピンク。しかも香りが強烈!
フルーツは見た目は紅茶っぽい。が、香りが甘くて強烈!!
唯一まともに見えたのがカモミール。
この日を境に、家に帰ったときにおばあちゃんが「なおこ紅茶飲む?」
「はい!」
「言わなくても分かってるわ!カモミールね!」
と、いう不思議なルールが出来あがったのです。
「なおこはカモミールが好きだものね~。」と。
未だにカモミールを見ると心の奥底がチクッとしてブライトンを
懐かしく思い出すのです。
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ダウンおばあちゃんはある日私にこんな質問をした。
「なおこは何を学びにイギリスに来たの?」
そこで、私は自信を持って
「紅茶を勉強しにだよ!」
おばあちゃんは少し驚いた顔で 「そうなの~。」
この質問の意味は次の日分かることになるのだ。
学校が午前中で終わり、友達とお昼を終えてインターネットカフェに
行ったりしながら午後を過ごし、5時くらいに家路に着く。
「I’m Home!! 」(ただいま~!)と元気良くリビングへ向かうと
ダウンおばあちゃんが「なおこ!今日は色々なバリエーションの
紅茶を買ってきたの!何を飲む?」
「ほんと?!うれし~!」
(ほんとにダウンおばあちゃんは良い人なのです。)
カラフルな箱を2,3箱持ってきて私に見せる。
なんの紅茶なんだろう~。さすがイギリス。色々あるんだな~。
なになに? ○○berry ?? Camomail?? ○○Fruit??
ベリー・カモミール・フルーツ・・・・
「・・・・フレーバーだぁぁぁ~!」(心の中で叫ぶ)
実は私の大の苦手なフレーバー・・・。
紅茶に凝っていると言えば、フレーバーの事なのか?
でも、その好意に感動した私は3種類全部淹れてみようと提案。
ベリーはやばかった・・・。色が濃厚な赤ピンク。しかも香りが強烈!
フルーツは見た目は紅茶っぽい。が、香りが甘くて強烈!!
唯一まともに見えたのがカモミール。
この日を境に、家に帰ったときにおばあちゃんが「なおこ紅茶飲む?」
「はい!」
「言わなくても分かってるわ!カモミールね!」
と、いう不思議なルールが出来あがったのです。
「なおこはカモミールが好きだものね~。」と。
未だにカモミールを見ると心の奥底がチクッとしてブライトンを
懐かしく思い出すのです。
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イギリス人と緑茶の出会い!
ブライトンのホームステイ先には、おばあちゃんの息子さんが
毎週土曜日に遊びに来る。名前はニック。
彼は、気さくで優しい「グリュー君」のパパ。
ちなみに、グリュー君は3歳。「僕、クモだ~いすき!」といって、
私の笑顔を引きつらせてくれる、襟足のカールしたかわいい男の子。
その日も、ニックは元気にやってきて、一気に家のなかに活気が。
そこで、私は日本から持ってきていた緑茶をふるまうことに!
ダウンおばあちゃんも、「それは面白そうね~!」と、言って大喜び。
私はさっそく緑茶を淹れてみた。
ダウンおばあちゃんの反応は、上々。(^^)
おいしいわね~。と、気に入ってくれた。
しかし、ニックの場合・・・。
「なんだこのお茶!ミルクが入って無いじゃないか!!」
と、いって止める間もなくミルクを緑茶に入れてしまった!
そして、案の定「なんてまずい!!」
更に悪いことに矢継ぎ早に砂糖を入れた!!(*.*)
ニック「なおこ、ごめん・・・。日本茶は苦手のようだよ・・・。」
なおこ「・・・・・・。いいよ・・・。仕方ない。」
納得いかない気持ちを抑えながら、久々に味わう緑茶を飲み、
遥か遠い日本を思い出したのでした・・・。
イギリス人に緑茶を飲んでもらう時には、注意が必要だということを
改めて感じたのでした。
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毎週土曜日に遊びに来る。名前はニック。
彼は、気さくで優しい「グリュー君」のパパ。
ちなみに、グリュー君は3歳。「僕、クモだ~いすき!」といって、
私の笑顔を引きつらせてくれる、襟足のカールしたかわいい男の子。
その日も、ニックは元気にやってきて、一気に家のなかに活気が。
そこで、私は日本から持ってきていた緑茶をふるまうことに!
ダウンおばあちゃんも、「それは面白そうね~!」と、言って大喜び。
私はさっそく緑茶を淹れてみた。
ダウンおばあちゃんの反応は、上々。(^^)
おいしいわね~。と、気に入ってくれた。
しかし、ニックの場合・・・。
「なんだこのお茶!ミルクが入って無いじゃないか!!」
と、いって止める間もなくミルクを緑茶に入れてしまった!
そして、案の定「なんてまずい!!」
更に悪いことに矢継ぎ早に砂糖を入れた!!(*.*)
ニック「なおこ、ごめん・・・。日本茶は苦手のようだよ・・・。」
なおこ「・・・・・・。いいよ・・・。仕方ない。」
納得いかない気持ちを抑えながら、久々に味わう緑茶を飲み、
遥か遠い日本を思い出したのでした・・・。
イギリス人に緑茶を飲んでもらう時には、注意が必要だということを
改めて感じたのでした。
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