2008年 フランス☆ワイン&紅茶探訪10日間の旅 

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2008年11月18日(火)~28日(金) フランス☆ワイン&紅茶探訪10日間の旅

今回はプライベート旅行。妹とフランス料理教室の方々とワイン&紅茶探訪の旅に行ってきました♪

最初の4日間はフランス料理教室「オー・コアン・デ・フー」の方々と“ボジョレーヌーボーパーティー”の旅へ。

その後6日間は妹とフランスの田舎町やパリ、そして最後はオランダ・デンボスという町へ立ち寄って来ました。

今までイギリスの頻度の高かったスシーラですが、珍しく芸術の都パリ~♪の紅茶事情をお届けします~(^^)
★一日目「フランス・リヨンへ」

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関空から約11時間でパリのシャルル・ド・ゴール空港へ到着。そこから更に乗り換えてリヨンまでひとっ飛び♪
とはいえ、なかなか長い空の旅。。リヨンに着いたときにはすっかり日も暮れて、夜の8時。
そこからタクシーに乗ってリヨンの町の外れにある「Hotel Dela Cite」へ。ほぼ丸一日かけてやっと到着~~。
モダンでとてもきれいなホテルでしたよ♪パソコン環境も完璧で、着いて早々にブログを更新しました♪

旅のメンバーは、フランス料理教室のメンバーで総勢17名!すご~い。団体旅行久しぶり~~(笑)

早速ホテルのロビーラウンジで、ホットチョコレートを早速頼んで、ほっこりしながらメンバー紹介や旅の説明を受けました。
さあもう夜もすっかり更けました。明日に備えて寝ますよ~♪明日からの旅が楽しみです~♪
実は、超超過密スケジュールなのです(><)
でも、その分ハイテンションで頑張ります~~♪♪

★二日目「リヨンからボジョレーへ」

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朝6時に目が覚めると、外は真っ暗。でもでも!そんな事は気にしていられない!出発は7時!
そそくさと準備をして朝食へ♪

フランスの朝食楽しみにしていたんです~(^^)
パンもそうですが、何より、チーズとハムが美味しいんですよね~♪♪

イギリス留学中はよくパリやフランスの田舎に遊びに行っていたので、「ドーバー海峡を渡っただけでこんなにも食文化が変わるなんて・・・!」と、
クロワッサンを頬張っていたっけ(^^;

嬉しさのあまり、朝からしっかり頂きました(^^)

出発する7時ぐらいにようやく夜が明けて、初めてホテルからの眺めを満喫♪しっとり良い雰囲気です♪

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★リヨンのマルシェ(市場)へ

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早速立ち寄ったのがリヨンの町にあるマルシェ(市場)へ。最近は衛生面の事を配慮して、このようにマルシェはきれいな建物になっている事が多いのだそう。

そして、朝食を食べたばかりにも関わらず、美味しいものの匂いにつられて。。

このマカロンの数!マカロン屋さんだけで3店舗ほどあったかな。フランスでも流行ってるんですね~。
マカロン食べ比べをするためにも、2店舗からマカロン購入♪

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そして、早速見つけました!山積みのクスミティー!日本では高級なイメージですが、クスミティーはマルシェではよく見かける人気の定番紅茶なのです(^^)

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★お菓子の有名店「ベルナッション」

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そして、息をつく間もなく今度はチョコレートやお菓子が有名なお店「Bernachon:ベルナッション」へ。銀座三越にも出店した事があるとか。。
私はあまり知らなかったのですが、みんなの興奮度合いから相当有名のようでした(笑)

店内は日本人だらけ。。どうも高校生かアート系の専門学校の人たちの修学旅行??日本人の店員さんもいて、対応に朝から大わらわな感じでした。

私も妹もその中に紛れて、マカロン♪マカロン♪
他にも、美味しそうな物を手当たり次第♪巨大チュイールやチョコレートなどなど。見てるだけで楽しいお菓子の数々♪

後で、お茶タイムが楽しみだわ~。(実際にはそんな時間は後になく、バスでほおばることに…笑)

そして、結果的にやはりここのマカロンがマルシェのものより、とっても美味しかったです~♪

★リヨンの町を一望できる教会へ

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さてさて、朝の予定はまだまだ終わらない!

リヨンの旧市街地へ。川に囲まれた小高い丘を中心に立つ町。5階建てぐらいの古い建物が、まるで城壁のように川に沿って並び、街を囲んでいます。
細い古めかしい橋を渡り、古い建物の間の細い石畳の道をバスが唸りながら登っていきます。
そこの頂上には教会。ここは世界遺産にも登録されているそう。(何も知らずに付いて来ている事がバレバレ・・・(^^;)

中を見てビックリ!ブルーとゴールドのコントラストの壁画が美しい!
天井から壁に至るまで。。あんなにも豪華なのに色合いが奇抜でなくセンスのある内部は初めてでした。流石フランス~~!(?)

しかし、旅のメンバーはというと、半数以上が朝からの怒涛の食べ物ツアーに圧倒されて、この素晴らしい中を見るのを逃してしまったようです。。
もったいない~~。

そして、その教会からのリヨン市街一望の眺めも最高でした♪

★初のワイナリー♪♪

教会の後は、リヨンの町へ戻り各自ランチ。

私と妹はランチの場所を探していたはずが、お気に入りの洋服屋さん「タラ・ジャーモン」に偶然出会ってしまい、
2008年のクリスマスティーパーティー用のワンピースを購入♪

乗せ上手な店員さんで、試着しながらなぜか私たちチョコレート食べて踊ってたわ・・・(?)

で、ランチを食べ損ねたのでした。。(^^;

その後、みんなと合流し、バスに乗って2時間ほどするとボジョレーへ♪
名前はよく耳にするものの、その町へ来たなんて、ドキドキします~。
しかも、11月第三木曜日のヌーボーの解禁日は明日!

ボジョレーに近づくにつれ、バスの景色は両サイドすっかりブドウ畑。と、言っても収穫後なので木・木・木!真っ茶色~!

そして、初のワイナリーへ♪

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工場の説明を受け、建物の半地下にあるワインの貯蔵庫で早速テイスティング。

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5種類ものワインを色々と出して下さいました。ワインの飲めない私なのですが、やはり想像はしていましたが、現地で飲むと全然飲めるもので。
不思議です~~。

私が気に入ったのは、この二つ。「Regne:2007年」「Brouilly:2007 Cuvee Prestige」

ワインはよく分かりませんが、紅茶との共通点は多く、味・香り・渋みのバランスが程良いと美味しいと感じた気がします♪
これはハマりそうで危険だわ~(><)

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★いよいよ旅の本番「ボジョレーヌーボーパーティー!!!」

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びっくりすることに、内容が濃すぎて一日のスケジュールがまだ本番を迎えていなかったのです。
夕方6時にボジョレーのホテルに到着。疲れを癒す間ももちろんなく(笑)
時差ボケで眠さがピークを迎えるメンバーは、朦朧としながら夜7時頃、パーティーへ向けて出発!気合いだ~~♪♪

町の広場には小さなテントが張られ、各ブースではヌーボーではないけれど、ワインやソーセージなどのお店が出ていて、お祭りムードはすでに始まっていました。
私達は、要領がつかめないまま、日本から用意し来てたピカチューやらキティーちゃんのお面を被ってウロウロ。
歩いては、周りから「ピカチュー!」と呼ばれるものの、反応する余裕もなく、、(笑)

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町の人に言われるままに、循環バスか、遊園地で走っているような小さなおもちゃの電車に乗り、町の少し外れたところに張られた仮設巨大テントに向かいます。

そして、そのテントの中に入ってびっくり!

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2000人は座っているだろうテーブルが並び、皆がディナー&ワインを楽しんでいるのです。
正面のステージでは司会者がハイテンションで音楽を紹介したり、ダンスを紹介したり、パレードが始まったりと大騒ぎです。

テーブルにさりげなく置かれていたチョコレートも今年のボジョレーヌーボーパーティーのロゴが描かれ、細工が細かい♪♪
持って帰りたいほど可愛かった~~。ワインはボジョレービラージュのもの。まだヌーボーではない。。今日、いったいワインをどれほど飲むのやら。。

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イベントもどんどん盛り上がり、私たちのメンバーの一人が選出され、日本の国旗を持って舞台へ!(><)
やはり、ピカチューが目立ったようです(笑)でも、一仕事終え、席に戻ってしばらくすると、みんなの時差ボケもピークへ!
気がつけば、半数以上のメンバーが寝ちゃってる~~?!(笑)
これがメインで来たはずなのに、みんなしっかり~~!

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私は、お祭り騒ぎ大大大好きなので、寝ちゃうぐらいなら踊っちゃう!って、事で、隣の見ず知らずのフランス人のおじさん達と、
メンバーの数人と踊りました♪♪相手がおじさんだったのが軽くテンション下がりましたが^^;、でも、海外の開放感にどっぷり浸っていました。(^^)

そうこうしていると、フレンチカンカンが始まり、トップレスの踊りが始まり、どうもイベントはクライマックスへ向かっているようでした。

フィナーレらしきものを迎え、舞台が終わりを告げたのが夜11時をまわった頃。パーティー参加者が続々と会場の外へ。。
私たちも、よく分からないままについていくと、外では松明を配っていました。
私たちももらい損ねないように頑張って列に並び、ようやくゲット!

これを持って、来た道を歩いて、村の広場に向けて戻るようです。

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道はレーザー光線で演出され、キラキラ光る幻想的な中、世界中の酔っ払い達とワイワイ言いながら歩いていました。

そうこうしていると、広場の方から花火が!?

オ~~マイガ~ッ!12時になり、日付が変わり、第三木曜日に突入し、ヌーボーが解禁されたようです!
なんと、出遅れているではないですか?!(><)爆笑

松明持って騒いでる場合ではなかったようです。。

遅れを取り戻そうと広場に急ぎ、みんなで「私もヌーボー!!」

しかし、広場は予想以上の人でごったがえし、いったいどこでワインがふるまわれているのやら・・・?
ここまで来て、ヌーボー飲めないくらいなら、日本でパーティーしてる方がましだわ!てなことで、みんな必死!(笑)

ワインの場所が分かったものの、人の壁をかき分けかき分け、「私にも下さい~~!!」
こんなにも必死にワインを飲んだのは後にも先にも初めてです。。(笑)

しかも、大半のメンバーともはぐれ、数名で楽しむことに。妹もいったいどこに行ったのやら。。(^^;

いや~~。大変な目に逢いました・・・(^^;笑

そうこうしている内に、時計は夜の1時。はぐれていたメンバーとも無事に出会い、予約していたタクシーに乗ってホテルに帰ります。。
人生で一番ワインを飲んだ日になりました。でも、やっぱり気分悪くなったりせず、終始ご機嫌。本場のワイン万歳!

なので、ご想像通りホテルに着くなり、洋服のまま何も掛けずにそのまま「ZZZZZZ・・・・・」

朝7時から夜中の2時まで頑張りました~~。



★三日目「ボジョレーからボーヌを抜けてディジョンへ」

まだ三日目だなんて信じられません。(><)何とも内容の濃い旅行です。

この日も朝早くからスケジュールはスタート!ボジョレーからボーヌという町に立ち寄り、マスタードで有名なディジョンに向かいます。

ボーヌでは、有名なホスピス(写真下)を訪問し、その後は自由行動でショッピングを楽しみました。

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町には写真左のように菊がたくさん咲いていました。この時期ヨーロッパは菊が多いのだそうです。日本人にとってはなんだか…(^^;

何はともあれ、やっぱり私たちの興味は食べ物。お菓子!写真右は巨大なメレンゲにマカロンが埋まっていました!
甘そう~~(><)でも、絵になるわ~。

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★美味しいフレンチ満喫

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このボーヌ辺りは、小いけれど美味しいレストランが多いことで有名だそうで、フランス料理の先生が予約してくださっていた有名なシェフのいるお店へ♪
出てきた料理にちょっとびっくり!フレンチのこってりしたイメージとは全然違って、素材の味が存分に生きるシンプルな料理方法のものばかり。
ちょっとエスカルゴなどは、素材感たっぷりで厳しかったけど…(^^;でも、どれも味付けなどが絶妙で、美味しかったです~!
日本人向けに少なめにしたという料理でお腹ははち切れんばかりに。。

しかも、この料理と合わせて、日本で頼んだら大変なお値段になる白ワインを一緒に飲み、すっかり良い気分でした~。本場のワイン万歳「パートⅡ」♪

鴨のパテに、エスガルゴのスープ、キノコスープ(何キノコか忘れました。。)
カエル、卵とトリュフ、シャロレ牛。最後はチョコレートが出てきました。

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★2回目のワイナリー。今度はブルゴーニュ

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ボーヌからバスに乗ってディジョンへ向かう途中。今度はブルゴーニュのワイナリーへ。
ボジョレーからほんの少し北上するとそこはワインで超有名なブルゴーニュ地方なのです。

またまた、ワインを3,4種類頂きました♪(何種類飲んだか分からなくなって来ました。。(^^;)

ここでもまた変な酔い方をせず、ご機嫌さん(^^)

本場のワイン万歳「パートⅢ」♪♪

そして、フランス料理の先生ありがとうございます♪普段行けないようなワイナリーを巡って、とっても貴重な体験をたくさんさせて頂きました。

★カシスも有名

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ここはカシスミュージアム。カシスの作り方を勉強したり、いろいろな種類のカシスのリキュールを試飲できたり、買えたりします。

ブルゴーニュのワインでほろ酔いの私はさすがにこのとき眠くて眠くて。。(^^;

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★ワイン街道を抜けてようやくディジョンへ

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ブルゴーニュもボジョレー同様ひたすらブドウ畑。途中、休憩がてらワインのシャトーに立ち寄りながらディジョンへ向かいます。

ここでちょっと学んだワインの豆知識。「シャトーとワイナリーって何が違う?」

これは、一般の人で代々ワインを作ってきた職人さんがやっているのがワイナリーで、貴族がやっているブドウ畑がシャトー。
どっちが良いというのはもちろん飲んでみないと分からないのだけど、やはり貴族は良いブドウが育つ良い土地を持っているそうで、比較的シャトー物ははずれが少ないとか…。
同じブルゴーニュでも土地の環境でそんなにもワインの出来が変わってくるんですね~。う~~ん。奥が深い~。そして、紅茶に似てる~。

もうこの時は夕方の5時ぐらい。辺りはすっかり暗くなって行きました。

6時頃にはディジョンのホテルに到着し、各自自由行動。ディジョンは美食の町でも有名ということもあり、
みんなは外に食事を食べに行ったようですが、
私たち姉妹はすっかり眠くて眠くて、またまた洋服を着たまま何も掛けずにそのまま「ZZZZZZ・・・」
お化粧も落とさずに、、、お肌に悪い2日間だわ…(^^;

★四日目 「みんなとお別れしてディジョンからナンシーへ」

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午前中マスタードで有名なディジョンの町を散策。このパッケージ見たことある人も多いのでは?日本では結構どこでも「マイユ」のディジョンマスタードは売られています。
本場ディジョンでは、普通のマスタードだけでなく、ハーブ入り、イチジク入り、スパイス入り、カシス入り、と味・色様々。

試しで買ってみた「イチジクとコリアンダー入り」が非常に美味しくて、帰国後しばらくハマりました。

あと、この街には、触ると幸福になるフクロウというのがいて、フランス料理の先生に「必ず行ってきてね!」と、言われ、張り切って行ってきました♪

町の中心のノートルダム寺院の付近にあるとか。。

でも、一周回ったところで見当たらない、、宝探しの秘密の暗号みたいに町の道にはヒントになる印もたくさんあるにも関わらずです(?)

2周目した時、やっと発見!人だかりができているわけでもなく、さりげなく壁にいました!
でも、よく見ていると、通り過ぎる通行人が日常の習慣のようにさっと触っては通り過ぎて行きます。

私達は道の印に目を奪われて本来の目標を見過ごしてしたようでした。(^^;

ここでは、右手にゴールドのものを持って、左手でフクロウを触るとよいそうです。
私はゴールドの指輪をしていたので、左手でフクロウを触って完璧です♪

これで私も幸せになれるわ~~(^^)
この写真を触っても幸せになれるかもしれませんよ~(^^)

ちなみに、これがフクロウとは無理があるけど・・・(笑)

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みんなはこれからパリへ。私はこれから妹と二人でフランスの田舎町を巡ります。
まずは、電車に乗りナンシーという町へ。ディジョンから1時間半の電車の旅。

★アールヌーボーの町ナンシー

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ブルゴーニュからさらに北上してロレーヌ地方へやって来ました。
その中の町のひとつナンシー。ここはアールヌーボーの代表的な芸術家エミール・ガレの町。
よって町のいたるところにアールヌーボー調の建物が目立ちます。

夕方に電車は到着し、そこからはタクシーでホテルに向かいます。

ここで泊るホテルは、妹が以前フランス旅行をした時、KLMの機内誌で見つけてきたもの。
料理好きのマダムが一軒の家をホテルに改装して営業しているという、なんとも魅惑的なホテルなのです。

食べ物好きの私達としては、このホテルを非常に楽しみにしていました。

でも、タクシーを降りてもそんな素敵なホテルがありそうな雰囲気は皆無。。
ちょっと怪しい空気が私達を包みます。

その中に一つさりげなく看板が出ている家を発見。

その中に入ってびっくり!!私たちの想像を超えました!!

コの字に凹んだエントランスには緑が茂り、奥に白いシンプルな扉が見えます。

両サイドはお洒落なオフィスとキッチンが見え、雰囲気は最高!!!

中に入ってさらにびっくり。お洒落なリビング・ダイニングが数か所。
どれもマダムの趣味で集めたであろうモダンでお洒落なオブジェが飾られ、
独特でエキゾチックな良い雰囲気。

オフシーズンということもあり、お客さんは私達だけ!
「好きなお部屋をどうぞ」といくつか見せていただいて、
じゃんけんに負け、妹の気に入ったシックなインテリアの部屋に。

私は赤いお部屋に惹かれていたのだけど、、また今度来よう~♪

マダムもとても気さくで素敵な方で、お父様が芸術家だと聞いて二人して納得!
普通ではないセンスが、至るとこに光るお家でした。
そう、もうここはホテルではなく、マダムの家に招かれたような気分になるのです。

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一つの気に入ったリビングルームでディナーを楽しみ、すっかりほろ酔い気分。
ここでは調子に乗ってワインを飲んでいたら、意外にも日本のように酔っぱらってしまい、、、
やはり本場ワインの産地でないといけないのか。。

皆さんにお送りしたクリスマス&ニューイヤーカードはここでのほろ酔いの写真なのです。
失礼いたしました。。(^^;

この後、マダムが別のリビングルームに案内してくれ、
かなり冷え込むので暖炉に薪をくべて下さり、
今までの疲れが一気に噴き出すかのように、あっという間に眠気が。。

すると、マダムが「明日は雪になりそうね~~。」と。。?!

雪?!

ありえない!と、思いつつ。。
素敵なお部屋で、今度はちゃんとカバーを掛けてパジャマにも着替えて眠ったのでした。

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★五日目「雪の降るナンシー」

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朝起きると、昨日とは別のダイニングルームで朝食♪あ~~。この上なく幸せ~~。

見るからにパリパリのクロワッサンに私達のテンションは更に上昇!

そうこうしていると、マダムの昨日の天気予報通り、外ではちらちら雪が降り始めました。
あまりに綺麗な雰囲気にうっとり~~。

でもよく考えたら寒いのよね。。(^^;

妹は前にも後ろにも日本から持参のほっカイロを張り、準備万端で町へ繰り出す。

ひえ~~。寒い~~(><)顔が痛い~~!
刺すような寒さを堪え町を散策することに。

★ナンシーで有名なお菓子店

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このナンシーという町は昔の有力者「●●公」が(また後に調べます)治めていた町で、
芸術も食も一際昔から発展していたそうで、
このお店に行けば郷土菓子はほとんど手に入るという、
フランス料理の先生お勧めのお菓子屋さんにも早速行ってきました。

「この店の奥で飲めるホットチョコレートは最高だから!」
の言葉に惹かれ、寒い中、小雪の舞う中、急ぎ足で向かいました。

そのお店は駅のすぐ近くにあり、すぐに見つかりました。
外からのウィンドウも可愛くて、お菓子が溢れんばかりに並んでいます。

早速中に入って、まずはホットチョコレート♪♪

食器やお菓子が並んだ店内を眺めながら濃厚なチョコレートを堪能。

いや~温まる~~(><)

そして、ここでは来月のレッスン用にお菓子を大量に買うことを決めていたので、お菓子大人買い。

英語が驚くほど全く通じないので四苦八苦しながらなんとか欲しいものを見つけ、
買い始めると、あまりの量にショップのお姉さん達もびっくり!

初めは戸惑っていた様子だったけれど、最後にはすっかりお姉さんたちも楽しんでいました。

スシーラのクリスマスティーパーティーに登場した
巨大な馬とサンタ型のパン・デ・エピスもここで購入したのです♪



あれ、美味しかったですね~~。
でも、この後の旅であのパン・デ・エピスちゃん達は
どれだけ手荷物になり、手を煩わせたか分かりません(^^;

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★観光客御用達のアールヌーボーなレストラン「EXCELSIOR」へ

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先ほどのお菓子店の目の前にこの有名なレストランはあります。

外は強い風が吹き始め、雪は舞い、人は襟を立てて足早に通り過ぎて行きます。
妹の傘も突風で折れてしまうほど。。なんともえらい事に。。(^^;

とりあえず早目だけどランチタイムだしここにまずは落ち着こう!
と、いうことで中へ。

外見以上に中は超ヌーボー♪
天井にヌーボーの特徴でもある植物のツタのような曲線がくねくねくねくね。

通常は予約した方が良いようですが、早めの時間だったことやオフシーズンだったこともあり、スムーズに席へ。

フランス語のメニューというのは本当に訳が分からない。
とりあえずサーモンらしきものを頼んで落ち着いていると、
完全にサーモンではなく、鶏肉が出てきた。。?

美味しいから、ま、いっか~。^^;

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★クリスマスマーケット

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大きな荷物を持ってそのまま今度はナンシー派美術館へ。
ガレのコレクションがたくさん所蔵されている場所。

妹さんはこれが見たくてナンシーに来たので、逃すわけにはいきません。

大事なパン・デ・エピスちゃん達とお菓子の一部を妹に託し、
残りの大荷物のお菓子をわっさわっさと運びました。。

途中、町の広場にはクリスマスマーケットが開かれていました。
大きな揚げパンをちゃっかり購入♪

ホテルに戻りマダムが私のお菓子を見てびっくり仰天!!

「no more!! no more!!」もうこれ以上買っちゃだめよ~!(笑)

私のスーツケースの半分は完全にお菓子で埋め尽くされてしまいました。

名残惜しいこのホテルを後にして、
今度はまたまた30分ほど電車に乗ってメッスという町に向かいます。

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★六日目「ステンドグラスの町メッス」

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綺麗なモダンなホテルに宿泊。「ホテル・シタデル」

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ここメッスもナンシーに負けじともっと寒い!
なぜならさらに北上してきたからです。
メッスから少し東に行くとアルザス地方があり、もうすぐ先はドイツ。

なので、町の雰囲気も心なしかドイツっぽい真面目な感じ(私の勝手なイメージ)になってきます。

この日は日曜日。町のお店のほとんどは閉まっています。

ここの目的はまたまた妹さんの希望でシャガールとジャンコクトーのステンドグラスを見ること。

まず、シャガールのステンドグラスは町の一番大きな大聖堂にあります。

私達が到着した時は日曜の礼拝の真っ最中。って、いうか始まったばかり。
ゴシック様式の巨大な大聖堂のパイプオルガンが荘厳な音楽を奏で、
大勢の聖歌隊が歌い、一番前には司教が聖書を掲げ祝詞??(何て言うんだろう…)を挙げていました。

あまりの映画のような荘厳さに妹と私はすっかり見入ってしまい、礼拝に普通に参加。

実際には参加せざるを得なかったのです。
と、言うのも司教達がいる後ろにシャガールのステンドはあるのです。。(^^;
普段は誰でも入れる場所なのですが、礼拝中は立ち入り禁止区域。(^^;

礼拝の最後は参列者同士で握手をするのですが、それにもしっかり満面の笑顔で参加。(笑)

みんなが解散した後、しっかりシャガールのステンドを拝見してきました。
ステンドグラスであっても、ザ!シャガールでした。可愛かったです♪

でも、このころには寒い大聖堂の中にずっといたため、
足が攣りそうなくらい冷え切っていて、とりあえずお茶~~!!(><)

妹と大聖堂の目の前にあるパティスリー(ケーキ屋兼カフェ)に駆け込みました。

すると、中では礼拝を終えた人で既にごったがえしていました。
みんな礼拝の後はここで一杯コーヒーとケーキを食べて帰るのを習慣にしているような自然な様子。
お店の人もその心構えがあるようで、テキパキと対応していました。

隣のおばあちゃんも一人で幸せそうにコーヒーとクロワッサンを食べて、
私達と目が合うと、優しい笑顔で応えてくれました。

普段のフランスに触れられたちょっとお得な時間でした。

この後のジャンコクトーのステンドがある別の教会探しにに四苦八苦させられたこと!

誰に聞いても「そんな教会知らない。。」の一点張り。怪しいと思いつつも、
ようやく地図を見つけ向かってみると、
日曜日にも関わらず誰もいない、暗い、狭い、怖い教会を発見。

でもそこに綺麗なブルーのジャンコクトーのステンドがありました。
もったいないい~~。

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★クリスマスマーケットのホットワインで温まる~♪

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そして、この寒い中を歩くと、またまたクリスマスマーケットに遭遇♪
迷わずホットワイン購入♪
スパイスやオレンジの入ったクリスマスシーズン定番のホットワインはやはり温まる~。
温かさが一際身にしみます~。こういう場所で飲むものなんだな~と、納得!
記念に「2008年ノエル・メッス」の文字の入った長靴型のカップを購入♪

今回の旅の良い思い出が出来たわ~(^^)


★ メッスからパリへ

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夕刻、外はすっかり雪で真っ白くなってしまったメッスからTGVに乗りパリへ。2時間弱の旅だったかな?

パリに着くと、雪は降っていなく、寒さもそれほどではなく、ちょっとほっとする。

そして、ルーブル美術館が目の前という素晴らしい立地の「St James Albany」ホテルに到着。
このホテル、気をつけないといけないのは、今改装中。
なので、恐ろしく古いゾーンと新しいゾーンがあり、
遅くにチェックインすると、どうも古いゾーンになってしまうよう。。。

私たちは部屋に着いた途端テンション急降下。
メゾネットタイプになっていて、2階があったりと作りは凝っているのだけど…。

「お姉ちゃ~ん。床抜けそうだよ~~。」「バスルーム古いよ~~。」
「ベットのマットがさ~…」「なんか清潔感に欠けるよね…」
姉妹ならでは。遠慮のない感想が行き交う。。

「…そうだね~~。」と、言いながら備え付けのテーブルに肘をついたら、天盤が落ちそうな程に揺れた…。

あまりのボロさに二人びっくり&大爆笑!

そして、しーーーーん。

え?パリ、ここで三泊!?やだ~~!(二人とも辛抱強くはない…)

早速ホテルのフロントに電話。
「部屋を変えてほしいんですけど、、」「何か問題でも?」「It’s めっちゃ古い!」「OK!」
あっさり、承諾。でも、その後の対応の遅いこと。。ヨーロッパってそうよね~~。

結局この日はもう空き部屋がないということで一泊し、翌日からは違うお部屋にしてくれるとのこと。

今までの田舎の優雅な広々としたホテルとは一変して、
なんだか都会の厳しさを感じ、パリを感じた瞬間でした。。

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★七日目「美味しいパリの朝ごはん」

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朝から気を取り直して、美味しいパン屋の朝ごはんを食べにホテルを出る。
偶然にも行きたかったお店がホテルのすぐ傍。
ここは人気店らしくパリに既に4店舗あるそうだ。

定番は手作りの天然酵母のパン(クロワッサンやパン・オ・ショコラもお願いしたら持ってきてくれる。)
に自家製ジャム数種やチョコレート/ホワイトチョコレートクリームが付いてくる。

隣に座ったおじさんが「ここのホワイトチョコクリームは絶品だよ!」と、
お勧めしてもらって大喜びで美味しいパンを頬張る!
カフェオレを頼み完璧!妹ちゃんも幸せそう。よかったよかった。

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そして、感じるのは店員さんがちょっと気取った感じでちょっと冷たくも感じる。
パリなんだな~。

でも、私の眼はごまかせない!

どうみてもスリランカ人が一人混じってる。
絶対パリに感化されて、南国の陽気な雰囲気を隠しているだけに違いない!

帰り際のレジでちょうど彼がやってきた。
「どこ出身ですか?」と聞くと、相変わらずクールな雰囲気で「スリランカ」と言った。

「やっぱり~~!何気取ってんの~!」と、突つきたくなった。

そこで私の知っている片言のスリランカ語を数フレーズ言うと、
「あ~~!」ってな感じで、急にスリランカが出て来た。

最後に「ボホマ・ストゥーティー♪(どうもありがとう)」と言って店を出る時には
「アイヨ~~!!(なんてこった~!)」って、彼は完全にスリランカ人に戻っていた。笑

ホテルに戻ると、部屋の準備はまだ出来ていないとのことだったので、
とりあえず妹はルーブル美術館へ、私は紅茶のお店に向かうことにした。


★パリの英国ティールーム「ティーキャディ」

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パリの中に英国風のものがあるなんてとても意外に感じだので、ぜひ行ってみたかったお店。
地下鉄に乗り、ノートルダム大聖堂のあるところまでやってきた。

まさにノートルダムが見えるところにそのお店はあった。

店内に入るとそこは完全に英国。
深い茶色のチーク材が良い雰囲気の壁や家具。
店内にはどう見ても英国人のご夫婦が既にお茶をしていた。

私も中に入ると、アジア系の店員さんが出てきた。
とても気さくな笑顔で「デボン・スコーン」をお勧めしてくれた。

勧められるがままに頼み、紅茶も色々な種類の中からイングリッシュ・ブレックファストを頼んだ。

出てきたスコーンは最初からジャムとクリームがた~っぷり挟まっていた。
この辺はきっとフランス式。

そして、食べて感動!美味しい~!!外はサクッとしていて、中は適度にふんわり。
イギリスよりもおいしいかも!さすが美食の街パリ。
クリームもイギリスから取り寄せているのだそう。

朝食のすぐ後にこのボリューム。お腹いっぱいに!

紅茶も美味しく、大満足でホテルに帰る。

ホテルに戻ると、私達の部屋は広く、綺麗で、新しく、床は抜けなさそうな部屋に変わっていた。嬉しい~~!
全~然違う!

これから後は素敵なパリライフが過ごせそう♪
ホテルって結構大事だ。

★サロン・ド・テ「ラデュレ」

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やはり今年は外せないでしょう~~。
東京三越に日本初上陸したばかりの「ラデュレ」のサロン・ド・テ。

イギリスでは3年前にハロッズに店を構え、
昨年の映画「マリーアントアネット」ではお菓子を担当するなど、ここ数年で爆発的に有名になったこのお店。

パリに3,4店舗あるのだそう。
その中の本店、シャンゼリゼ通りにあるお店に行く事に。

ルーブル帰りでお腹ペコペコの妹さんとホテルから歩いて向かいます。
ショッピング街なので途中お買物の誘惑に何度も引き込まれながら…。笑

3時頃お店に到着し、中に入ると、そこは日本人はいないものの、観光客的な雰囲気の人たちで溢れ返っていました。

タイミングよく席に着くことができ、お腹いっぱいの私は紅茶と、とりあえずマカロンを一つ。
妹さんはがっつりサンドイッチを頼みました。

紅茶もやはりフランスなのでフレーバーティーが充実。
ここではフレーバーを頼んだ方がきっと正解。

その名も「マリーアントアネット」という紅茶をオーダー。
いったい何種類のフレーバーが入っているのかと思うほど複雑な香り。
でも、その複雑さが新鮮で美味しかったです。

マカロンもサンドイッチもどれも大満足の味わいでした。

そのあと、お土産に紅茶を買いたかったので、ショップの列に並び、
30分ほどしてやっと順番が来て購入。
お腹が満たされた妹さんはすっかり待ちくたびれて、
外から列に並ぶ私を写真で撮ったりして時間を潰していました。

いや~。パリにおいてもラデュレ人気すごいな~~。

そして、ここは朝7時から夜11時頃まで開いているので、
普通にレストランとして利用するという手もあります。

ちなみに、次の日サンジェルマン・デ・プレにある別のラデュレに行きましたが、
そこはそれほど混んでいなくてスムーズに買い物ができました。
そこのサロン・ド・テは行っていないのですが、
雰囲気はやはり本店の方が良いというのがフランス料理の先生談。

★クリスマス・イルミネーション

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ラデュレのあとふらふら散歩を楽しみました。
フォションやエディアールやバカラなどの高級店が立ち並ぶ有名な広場を抜けるとオペラ座があり、
更にイルミネーションがすごいな~と、思って近づくと、
有名な百貨店ギャラリーラファイエットがありました。

この店内も有名ですが、この時期のイルミネーションやショーウィンドウも有名で、
フランス各地からそれを見に来る人がたくさんいるんだそうです。

この後、日本人が定番にする三越とプランタンに立ち寄り、
ショッピングを楽しんで今日のスケジュールは終了。

ホテルの人のお勧めしてもらったレストランで、ちゃっかりディナーを食べ、
大満足で就寝。

また明日も食べ物三昧の一日だ~。楽しみだな~~。

★八日目 「お茶三昧だよお姉さん!」

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今日は気合いを入れてお茶屋巡りの日。

冷たいけれど気持ちの良い空気の中、歩いて行ける距離に行きたかったお茶屋さんはすべてありました。

1軒目「アンジェリーナーのサロン・ド・テ」

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前日に偶然ホテルの近くにあるのを見つけ、ケーキが美味しそうだな~と、思って覚えていたので、
朝食に行ってみようと妹を誘う。
日本にもある有名なアンジェリーナのサロン・ド・テだったことを帰国後知る。

人も多くなく、落ち着いていて、いかにもサロン・ド・テという店内の雰囲気を満喫出来て満足。

ちなみに、ここはなんでも甘い。なので、アンジェリーナ特製ホットチョコレートも相当甘い。
甘い物好きにはお勧め。

2軒目「サンジェルマン・デ・プレのラデュレ」

ショップでお買い物だけ。ここではラデュレのビニールバックを買おうと思って、
間違って保冷バックをお土産として購入。
結果的には喜んでもらえてよかったよかった。

なかなかかわいい!
自分には大きいのを♪
移動教室に重宝するぞ~(^^)

3軒目「サンジェルマン・デ・プレのクスミティー」

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フランスではカジュアルなブランド。かといって安いわけではない。なので、ショップもモダンでちょっとお洒落。

2階のティールームではお茶が鉄ビンで出てきた。
そして、ガラスのコップで頂く。う~~ん。モダン?

紅茶はフレーバーがほとんどで超薄い。
フランスではこのような紅茶がよく出てくる。ミルクは基本入れない。

紅茶自体はとっても美味しいショップなので、自分で入れた紅茶に期待したい。
日本で飲むのが楽しみだ!

次のショップに行く前に、クスミティーとラデュレで、恐ろしい量の買い物をしてしまった私は、
お気に入りの鞄屋さんを偶然見つけ、コロコロ・キャリーバックを買うことに。

大好きな鞄屋さんには陽気で優しい店員さんがいて、幸せなお買い物を暫し楽しみました。
パリも素朴な人たちいるんだな~。

で、更にこの後グランマルシェという有名な百貨店に立ち寄り、
うちの妹さんは聞いたことないマイナーなブランドの化粧品を友達に頼まれて、
館内を上に行ったり下に行ったり。
普段そこまで頑張らない人なのに、大切なお友達の為に頑張っている様子が健気でした。。

私は最初は探すのにご一緒していたけれど、途中で脱落。。
その辺のソファでゆっくり。次への紅茶屋さんに向けての下調べの最終チェックをしていました。

無事お土産をゲットできた妹さんは達成感&疲労感が滲んでいました。(笑)

ちょっとお茶が続いたので、次のお茶屋に行く前に、
レストランでランチをとり、さてさて、午後のお茶ツアースタート♪♪

4軒目「レ・コンテ・デ・テ」残念ながら写真禁止でした。。

ここからの3軒は実は同じ通りの目と鼻の先にあります。まさに、お茶通りです。
しかも、本当はもう1軒あったはずなのにすでにお店はなくなっていました。
競争が厳しいんだな~。

その中で、このお店はと~~ってもパリっぽい。
店内は白い壁にオレンジの缶でお洒落に決まっています。

が、店員さんがま~ったく素っ気ない。
とても居づらくて、ものの10分ほどで必要なものだけ買って出てきました。

紅茶も、取り立てて感動できるものではありませんでした。。

だめ~~。(好き勝手言ってるな…^^;)

5軒目「ル・パレ・デ・テ」残念ながら写真禁止でした。。

先ほどの店のすぐ斜め前にあるこちらのお店は、
店内も温かい雰囲気で、お客さんも多く賑わっていました。

ここの日本人スタッフの方がこれまた温かい雰囲気の人で、
私の好みをじっくり聞いて下さり、楽しく買い物ができました。

何よりスタッフの皆さんから紅茶が好きだという気持ちが伝わって来ました。
やっぱりこうじゃないと!

なので、紅茶も色々なフレーバーがあり、それぞれがこだわりを感じるものばかりで、お勧めです!
このショップは東京の自由が丘にもあるそうなので、行ってみましょう♪

6軒目「マミーガトー」

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最後は紅茶屋さんというよりケーキの美味しいカフェ。な感じです。

なんと日本人の方が経営していて、中で調理しているスタッフも日本人。

店内もフランスの雑貨で飾られているのに、どこか日本ぽい。
なので、妙に落ち着く。

ここのイチジクタルトはめちゃめちゃ美味しかったです!!
日本人がフランスの材料で作るとこうなるのか~!と、唸ってしまいました。

またタルトを食べに行きたいお店です。

ところで、紅茶はというと、比較的普通。
なんの不満もありませんが、タルトのインパクトに負けてあまり覚えていません。^^;

最後の6軒目が終わったときにはすっかり夜の7時。

いや~。この日も紅茶飲んだな~~!

★九日目 「パリ最終日 オランダ・デンボスへ」

あっという間にフランス最終日。
ホテル出発は朝の9時だけど、朝食にあの美味しいパン屋さんへもう一度行きたい!と、
妹と二人して7時に開いているというので早起きして向かう。

ところが、パリの7時はまだ夜のように真っ暗。
お店も冬時間になっていて、残念ながらこの時期8時からしか開かないとのこと。。

あの、少し顔なじみになったスリランカ人が忙しそうに準備している様子が見え、
私達に気づくと、すっかりスリランカの笑顔で「8時からなんだよ~。」と、
スリランカ訛りの英語で申し訳なさそうに言った。

残念~~。もう一度あのホワイトチョコクリーム食べたかったな~~。

諦めてとりあえず開いているカフェへ。

本当に外は真っ暗。そんな中、通勤の人が足早に外を歩いている。
時々そのうちの数人がカフェに入って来たかと思うと、
立ったまま手早くコーヒーとクロワッサンを食べて、お金をテーブルに置いてそそくさと出ていく。

私たちも、ホテルに戻り、送迎タクシーが迎えに来て空港へ向かう。

楽しいフランス旅行だったな~と、振り返る。

途中の道で何軒かお茶屋さんを見かけた。
大分流行っているんだな~と、改めて感じながらパリのシャルルドゴール空港へ。

あ~戻って来た。

今日はこの後、オランダのデンボスという町を目指す。
もう少し旅は終わらない。(^^)

★オランダは花の国

オランダには友達が一人住んでいる。
日本でお花とテーブルコーディネートを教えていたけれど、お花を勉強しにオランダに行っている内に、
気がつけばオランダ人と結婚して今はオランダ在住の彼女。

素敵だ~~。

今回の旅で、帰りに是非立ち寄りたい!と、最初から決めていた。

オランダのアムステルダム・スキポール空港からは電車で1本1時間の旅。
電車が動き出し、車窓から景色に私達はビックリ。

建物の雰囲気はフランスとは一気に変わり、真四角の近代的なビルが駅近辺に現れるかと思えば、
線路沿いには運河が流れ、可愛いボートが走り。羊や牛が放牧され、防風林が整然と植わっている。

フランスとはあまりに違う景色。

なんだか、急に Lego(ブロックのおもちゃ)の世界。

そうこうしている内にお昼1時頃にデンボスという町に到着。
友達夫妻&子供ちゃんがお迎えに来てくれている。

まずは泊まるホテルにチェックイン。
その後、市内観光。
私が紅茶好きなので、お勧めのお店に連れて行ってくれる。

その道すがら、「これ私大好物なの~!」と、
露店の「オリボー」という拳大の揚げパンに砂糖を振りかけたお菓子を買ってくれた。

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オリボーはオイル・ボールという意味らしい。
なので、オイリーでカロリーが危険なんだけども、懐かしく美味しい~~♪♪

みんな口の周りを粉砂糖で白くさせながら温かいオリボーを頬張りました。

そのあと、英国風ティールームでお茶をし、そこでは更にボリボーという、
オリボー風の物の中に生クリームという、更に上を行くカロリーのお菓子を堪能。

オランダ危険だな~~。

そして、その後ちょっと町を散策しながらご夫婦のご自宅へ歩きながら向かう。
お料理好きの夫婦がディナーを振舞って下さるということで、楽しみだな~~♪

「ここなの~♪」と、着いたところは高層マンション。日中は池やのどかな田園風景が望めるとのこと。
既に夜になっていたので真っ暗。残念。。

お家に入ると素敵なテーブルコーディネートとキャンドルが灯った温かい雰囲気のお部屋。

素晴らしい~~!こんな生活夢のよう~~。

旦那さんもお料理好きなので、
二人が交互に料理担当になったり、おしゃべり担当になったりしながらおもてなししてくれました。
理想的~~~!

素敵な空間に美味しい料理って何よりも会話を盛り上げます。
気がつけばすっかり夜の11時を回り、慌ててホテルへ。

本当に楽しいひと時でした。日本でもあんな時間が持てたらな~と、夢がまた一つ増える(^^)

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★十日目「最終日」

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朝、10時頃から気になるショップへ、昨日に引き続き友達が案内してくれる。
まずは紅茶&コーヒー専門店へ。
オランダのこんな小さな町にもあるんですね~。
このお店はチェーン展開していてオランダでは一般的なショップなのだそうです。

グリーンティーもあり、今は本当にヨーロッパ中グリーンティーブームなのですね。

その後、彼女はテーブルコーディネートをしているので、その辺の情報が充実。

穴場なシルバー&リネンのお店でペイストリーナイフを購入♪
インテリア&ファブリックのお店では超可愛いテーブルクロスを発見!

どんなのかは、これからレッスンで使おうと思っているのでその時までお楽しみに~。

あっという間に2時間は過ぎて行きました。

どのお店もかわいく見てるだけで楽しい町でした。

そうこうしている内に出発の12時になり、私達は駅へ急ぎました。
そして、後ろ髪が引かれる中泣く泣く電車に乗り、元来たルートを戻ります。

そこからは、長い空の旅。日本が待っています。

10日間とは思えない充実した内容に大満足。

旅行記も大分長くなりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます!

これからも楽しいお茶の旅を続けていきたいと思います。

参考までに、今回のフランスで私の動いたルートの地図をご紹介します。
一番南のリヨンを出発して黒線を進み最後はパリに行っています。

是非、皆さんのいつか旅の参考になれば♪

きっと、この旅行記を読んで行きたくなった人は多いはず♪(^^)

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