2006年8月スリランカ「キャンディ茶園&ジェームステーラーの茶園を訪れる&他・・」

2006年8月スリランカ「キャンディ茶園&ジェームステーラーの茶園を訪れる&他・・」

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今回は、一人でスリランカに行く事になりました。
これで何回目のスリランカでしょう?
2週間、ゆっくり色々な事を考えるのも良いかな~と、思い行ったのですが、思いの外、充実した2週間で、なんだかとっても元気になって帰ってきました(^^)/

・スシーラティー紅茶教室で大人気のキャンディの紅茶を買いに行く
・紅茶の父と呼ばれるジェームステーラーの茶園:ルーラコンデラへ!
・スリランカの優雅なハイティー♪などなど・・(^^)
ゴールデンキャンディの茶園へ

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今回も、キャンディ市内から、いつものようにトゥクトゥク(3輪自動車)で凸凹のティーロードを走る事40分。

お天気にも恵まれて、晴天の中、茶葉の緑がキラキラしている中を進んで行きました。

美味しい紅茶が出来る茶園って、見た目にも手入れが行き届いていて、
自然と期待が膨らみます。

ここはもう馴染みになっているので、久々に茶園のオーナーやマネージャーに会うのも楽しみの一つ。

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茶園に着くと、見慣れたスタッフ達が、「あ~。あなたまた来たの~?!」と、笑顔で迎えてくれる。

「一番美味しいやつを下さいね!」と、言って、いくつもの茶葉をテイスティングさせてもらった。

「昨日できたばかりだよ!」と、いう紅茶が本当に香りが良く、水色も透き通ったしっかりとしている。
茶葉も綺麗に整っていて、色も艶があってしっかりとした色だ。
「これだ!!」と、即決。

パッキングしてもらう間(スリランカは作業一つ一つに時間が掛かる・・・。)茶園をウロウロ。

茶園には、ところどころにスパイスも一緒に植えられている。例えば、こんなペッパーとか。

あとは、茶園に住む人たちの住居があり、子供達が元気に遊んでいる。

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持ってきたお菓子をあげたりしながら、暫しのんびりとした時間を過ごした。

そして、無事パッキングも済み、ティップスのたくさん入った茶葉の詰まった袋をトゥクトゥクへと詰め込み帰って来た。

あ~~。日本のみんな喜んでくれるだろうな~~。と、一人ウキウキとした気持ちで幸せ一杯の瞬間。

※ゴールデンキャンディとはスシーラティーで販売用に着けた名前です。
 茶園名が契約の関係で公表できないので、そのようになっています。

ジェームス・テーラーの地「ルーラコンデラ」へ

スリランカの紅茶の父として今も語り継がれているスコットランド人のジェームス・テーラー。

彼が17歳でやってきて、57歳で亡くなるまで、茶樹や紅茶製造の研究に全てを捧げた、
その茶園に行ってみたいと思いつつ、いままで実現していなかった。

一人でのんびり旅をしているこの機会に是非行ってみたいと思い、初めて行く事にした。

しかも、いつものトゥクトゥク(三輪自動車)で・・・。(^^;

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その地「ルーラコンデラ」はキャンディ地方ではあるが、中心地から車で2時間近くも掛かる。
まるで景色はヌワラエリアのようなかなりの高地にそれはあった。

近くの町の様子をみて分かるように、相当標高は高い。

私はトゥクトゥクで行ったので2時間半以上も掛かった。

そして、いざ茶園に着き、更に奥のテーラーの家のあった跡地のあるところにまで足を伸ばそうと入口に差し掛かったら、ゲートが閉まっていて中に入れないではないか!!
現地の人の話では自由に誰でも入れる感じだったのに・・・。

ここまで来たのに~~!と、心のなかで叫ばずにいられなかった。。

どうも、近頃現地の人達が勝手に入って問題だということで、安全面を考慮して事前に茶園に連絡して許可証をもらわないといけない事になってしまったそうだ・・・。
歩いたら、そこから4Kmもあるらしい。。

それは、いくら元気な私でも、この炎天下の中、普通のサンダルではちょっときついな~~。

そこで、茶園のオフィスへ行きお願いをした。すると、マネージャーが30分後に来るから、許可書を発行してもらえるだろう。
と、言う事で、その辺の茶畑をうろうろして待つ事にした。

スリランカ人の30分はきっと1時間で来ればラッキーぐらいに思ってなきゃな~と、思いつつ・・・。

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オフィスの裏には、マネージャーのバンガロー(住居)があり、庭の手入れの行き届いた綺麗な建物だった。

茶園も非常に綺麗で手入れの行き届いていた。

茶園の近くには茶園で働く人たちの家があり、鶏なんかもその辺をコッコッコッと走っている。

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道行くおじさんが寄ってきて、一緒に写真をパシャリ。

そうこうしているうちに、やはり1時間ほどして茶園の遠くの方から、どうみても「あ!マネージャーの車だな~!」と、分かる綺麗な車が走ってきた。

そして、無事許可書をもらい、いざ入口へ!

今度は、入口の管理のおじさんがいない!

お~~い!

どうも、近くの川でシャワーを浴びているらしい。この辺の人は自然のお風呂。。

管理人の子供にお父さんを呼びに行かせ、暫し待つ。

ようやく鍵が開けられ、いざ!!

舗装されていない坂道を砂埃を上げながらトゥクトゥクが進んでいく。

道には水を流がす溝があり、その溝を越えるたびにトゥクトゥクがガッタンと大きく揺れる。

なんだか、内臓が上下上下・・・。ふ~~~。

4kmと言えばすぐのように思うが、長い長い坂道を30分は進んだだろうか・・・。
ようやくその目的地に辿り着いた~~~。

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こんなにも奥地にジェームス・テーラーは住んでいたんだ~~。

あまりの環境に、表現する言葉が見当たらない。

今は、煙突だけが残るその場所は、まるでジャングルの中。

後ろは大きな岩山で、その前に木に囲まれるようにしてその煙突はあった。

建物正面には大きな岩が3つ横たわっていて、そこからは、美しい茶園と、さらに先には遠くまで連なる山々が美しい景色を織り成している。

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こんな、何もないところで、ジェームステーラーは17歳から亡くなる57歳までの40年間、結婚もせずに紅茶の研究の為にスリランカで過ごしたなんて、想像を絶する。

でも、彼のお陰で今のスリランカ紅茶があるのだ。

朝9時半にキャンディの町を出発して、すでに2時になっていた。
お腹もぺこぺこだったのもすっかり吹き飛び、体中に鳥肌が立った。

彼が亡くなった時には、24名の若者が棺を担ぎ、その後ろを茶園で働いた人たちが続き、私が2時間30分かけて上がってきた道を歩いて8時間30分かけてキャンディ市内の墓地まで運んでいったそうだ。

一通り茶園やその辺りを巡った後、さすがにお腹が空いて倒れそうになり、茶園を後にした。

そして、茶園の入口に差し掛かった時、またゲートの鍵が閉められている!!!

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お~~~~い!!茶園から出して~~!

今度は管理人どこに行ったんだ!!スリランカって!!

管理人が来るまで気持ちを乱すまいと、気持ちを落ち着ける事に精神を集中させて、また30分程待った。。

ふぅ~~~。

でも、私よりもずっとトゥクトゥクを運転してくれたトゥワンさんの方が数倍も大変だったに違いない。
ありがとう。トゥワン。

雨模様のコロンボ・インド洋

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今回のコロンボはお天気があまり良くなく、大体3時ごろになると必ず雨になった。
コロンボから数キロ離れたところにある、マウントラビニアから遠くのコロンボの町の建物が見える。

なんとも幻想的なインド洋の姿をおもわず写真に撮りました。

マウントラビニア・ホテルのハイティー

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マウントラビニアにある、5つ星ホテル。その名も「マウントラビニア・ホテル」

正面にはインド洋が広がり、プールサイドにはヨーロッパ人がバカンスを楽しんでいる。

そこで、ハイティーをしているというボードを発見。

今まで何度も来た事のあるホテルだけど、ハイティーやってるなんて初めて知った。

是非、食べてみたい!!

紅茶はピュアセイロンティーと書いてある。

さっそくオーダーしてみた。

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真っ白なティーポットとカップが運ばれ、紅茶が注がれた。

水色も美しくて、さすが~~!と、飛び上がってしまった。
飲んでみると、どうもディンブラのようだ。
美味しい~~!!

そして、3段トレーが運ばれてきた!
これが予想を遥かに超えていた。

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スリランカだし、スウィーツはあまり期待していなかったのだけど、
どれも工夫されていて、見た目も可愛い。
その中でも、なんとスコーンが美味しい。
クロテッドとはちょっと違うな~と、思いつつ、ちょっとすでに甘味のきいたクリームとイチゴジャムをつけて食べた。
デボンシャークリームというらしい。

しかも、サンドウィッチも色々なものが乗っていて、スリランカらしく、カレー風味のものもあって、面白い。

プールサイドのそよ風が心地よいテラスで、幸せなひと時だった。

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太陽の恵み・パパイヤジュース

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スリランカのフレッシュフルーツジュースは色々あるけれど、
どれも絞りたてで濃厚だ。

他に、ライムジュースや、マンゴ、パイナップルなど色々ある。

輸入品のオレンジは高くて、あまりおススメではない。

是非、スリランカで取れるフルーツのジュースを飲むのをおススメする。