2008年 フランス☆ワイン&紅茶探訪10日間の旅 

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2008年11月18日(火)~28日(金) フランス☆ワイン&紅茶探訪10日間の旅

今回はプライベート旅行。妹とフランス料理教室の方々とワイン&紅茶探訪の旅に行ってきました♪

最初の4日間はフランス料理教室「オー・コアン・デ・フー」の方々と“ボジョレーヌーボーパーティー”の旅へ。

その後6日間は妹とフランスの田舎町やパリ、そして最後はオランダ・デンボスという町へ立ち寄って来ました。

今までイギリスの頻度の高かったスシーラですが、珍しく芸術の都パリ~♪の紅茶事情をお届けします~(^^)
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2008年「スリランカでトロピカル・ニューイヤー♪♪」

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2007年12月29日。年末年始の海外旅行を楽しむ人達の出国ラッシュの日。関空へ。
スリランカへ向けて飛び立つ。
お馴染みのシンガポール経由でのシンガポール航空の旅。

旅費にビックリ~(><)いつもの2倍?!ひゃー!

でも、今回は楽しみにしていた、そして念願の幼馴染のHARUちゃんと妹ちゃんとの3人旅。
OLさんの彼女達と旅行をするので、仕方ありません。。。
ボーナスをもらった二人。。いいなー(--)

二人とも以前からスリランカに行きたいと言っていただけあって、軽く興奮!
私は、すっかりリラックスモード+いったい紅茶に触れずにどんな旅になるのか、ワクワク。
いつもと違うスリランカの魅力をご紹介したいと思います♪♪
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2007年10月21日~27日「天空の町ダージリンへ・紅茶探訪旅行」

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紅茶の聖地「ダージリン」へ行って来ました~~♪

実は、スリランカには何度も足を運んでいるにも関わらず、インド・ダージリンへは初!

噂では、スリランカの比にならないほど過酷な場所だそう。

一体、どんな出来事が待っているのか。

不安よりもワクワクした気持ちで一路インドへ!

さぁ~~!どんな旅になったでしょう(^^)

ちなみに、今回の旅はプライベート旅行。何が起こるか予測不能な旅に「ご一緒したい!」と名乗りを挙げてくれた勇気ある方が約1名。スシーラティーの認定校を開校される寿恵子さん。
二人の珍道中が始まります~♪
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2007年8月11日~18日「光り輝く島スリランカ・ウバ紅茶探訪の旅」

2007年8月11日~18日「光り輝く島スリランカ・ウバ紅茶探訪の旅」
 ~1年の中でほんの2週間しかないウバのシーズン目指して!

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今回の旅の一番の目的は何と言ってもウバ!

ウバは一年中茶摘はしているものの、あの世界三大銘茶に挙げられるウバフレーバーが生まれるのは一年の中でほんの2週間。
そのほんの2週間のウバになると通常の値段の10倍もの値がつく事もあります。

その時期も8月中の初旬、中旬、下旬、いつ来るのかはその年の気候次第で変わります。

ですので、かなり大きな賭けをしてこのお盆のシーズンにやってきました。
ウバハイランズ茶園へ!今年のウバはどうだったのか?

スリランカに着いたばかりの時の情報では、まだウバフレーバーは来ていないという事でしたので、私達は祈る気持ちでした。

そして、今回訪れたのは、名門「ウバ・ハイランズ茶園」

この訪問に合わせて滞在ホテルもウバ地方の町バンダラウェラに移動。

ウバ・ハイランズ茶園の工場は夜中1時~5時が稼動時間。

私達は、早めにホテルにチェックインし、仮眠、夕食、仮眠、で夜中2時半にホテルを出発!
真っ暗で何も見えない道を進む事30分。

窓からこぼれる光でぼんやりと浮かび上がるウバハイランズの工場が見えてきました。

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ウバフレーバーの為に、こんなところまでやって来るなんて~~。
私を始め、このツアーに参加したみんなのマニアック振りにちょっと関心してしまいました・・・(笑)

そうこうしていると、みんなの眠気も覚めてしまうほど、とっても爽やかでハンサムな青年が登場!
(なんだか、毎年茶園のマネージャーさんに心ときめいている気が・・・苦笑)

工場のスタッフかと思いきや、その方こそが、ここのウバハイランズのサブ・マネージャーさん!?
みんなあまりの若さに驚きを隠せませんでした。
しかも、出で立ちが短パンにハイソックス!?

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この姿は私も記憶にある限り初めてだと思うのですが、イギリス人が統治していた時代の名残で、マネージャーの言わば制服のようなものなんだそうです。

トップのマネージャーさんはあいにくこの日は不在でお会いできませんでしたが、
みんなのハートを掴んだサブマネージャーさんが工場内を丁寧に案内してくださいました。

その日は、茶葉の準備加減で2時半から機械が動き始めたそうで、第一段階の茶葉を揉む工程の揉捻(じゅうねん)ルームはフル稼働。
葉から立ち上る青い香りに優しいウバフレーバーが混ざって、何とも言えない香りに包まれていました。

「あぁ!ウバフレーバーが薫ってる~~!!」
幸運な事に、私達が到着した週からウバフレーバーが出始めたとのこと。
ドンピシャです!!

いや~。良かった~~。

ここまで来たからには、ウバを乾燥させる時の香りも是非とも嗅ぎたい!
ところが、一番早いもので3時40分からとの事。ちょっと早く来てしまったか~~。残念!

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工場内の説明が全て終わり、いざティーテイスティング!
まだ今日のものは出来ていないので、昨日のものを用意して頂きました。
そして、テイスティングしてみんなさらに目が覚めました!
「うわ!!ウバ~~!」

強烈なウバフレーバーに全員ノックダウン(><)

鮮度が良いって危険です(笑)

その後は、ウバで作ったミルクティーとジンジャービスケットでもてなしていただきながら、質問タイムとなりました。

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この工場の暗さがなんとも言えません。夜中ですから!

そうこうしながら時計に目をやるとなんと3時50分!
乾燥が始まっている時間ではないですか?!

早速また工場内へ戻る事に。

そして、たっぷりと浴びました。ウバフレーバ~。

そこ一面がウバの香りに包まれていました。

今年の3月のヌワラエリアでYさんが乾燥室で「ヌワラエリアのお風呂に入ってるみたい~」と、言っていたのが頭によぎり、本当に今度は「ウバのお風呂に入ってるみたい~~」でした。(笑)

そうしていると、紅茶の葉がどんどん出来上がり、それこそ出来立てホヤホヤのウバをテイスティングさせてもらう事に!

これをテイスティングしてまたまたビックリ!昨日のものより格段に香りが強いのです。
ただ、渋みも鋭く、舌がビリビリ・・・。
実は、出来立ては独特の渋味があるのだそうです。
明日になるとそれは落ち着くのだそうです。
そんな貴重な体験を出来た事に、はるばるスリランカまでやって来て、早起きした甲斐があったというものです。

参加したみなさん。本当にラッキーでしたね。

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結局4時半頃に工場を後にし、ホテルに戻り、ドライバーさんガイドさんを始め、全員朝食まで爆睡したのは言うまでもありません(^^;

ティーブローカーで出会った爽やかなウバ!!思わず10kg購入!!

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ツアーの終盤にコロンボの茶商のところへ。

ここにはその週に取れた各地の紅茶のサンプルが続々と毎日送られてきます。そして、そのほとんどが翌週のティーオークションで競り落とされていきます。

そのサンプルの中からいくつかピックアップして頂いて、ウバに始まり、ディンブラ、ローグロウンティー、珍しいレッドティー。というものまでテイスティングさせてもらいました。

ウバは私達の行ったウバハイランズ茶園も混じっていましたが、もう一つ有名なアイスラビー茶園もありました。

その一つを飲んで私は感動!!美味しい~~!
ウバフレーバーがとても爽やかにそしてしっかり薫っているのです!
しかも、マイルドな口あたりで、飲み口は爽やかなのです!

是非とも日本に持って帰りたい~~!

普通はそのような取引はされないのですが、お願いしてみるものです!
OKが出ました!

10kgまでならOKと、言う事で10kg購入♪♪

皆さんにもお届けしますね~~!!

ノリタケでの工場見学のついでに、ティータイムも見学♪

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はい。スシーラツアー恒例のノリタケショッピング。

今回も前回同様、工場見学+従業員のティータイム見学が加わりました。(笑)

工場で働く人達も私達がそんな事に興味を持つのが不思議のようで、始めは不審そうに見ていますが、そのうち笑顔で写真の被写体になってくれました(笑)
そして、今回はみんなが飲んでいる紅茶を飲ませてもらえるか訊ねたところ、私達の分も用意していただき、ご馳走になりました。

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私達にとっては、おもてなしとして特別に作って頂く紅茶も嬉しいのですが、このローカルな紅茶の方が一際興味を惹くのです。(笑)

私達のテンションもすっかり上がり、みんなと同じ食堂に座り、一口おそるおそる飲みました。

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「甘~~い!でも、美味しい~~!!」

私達がここの紅茶を飲んだ事で、案内してくださっている日本人スタッフの方々も「僕達も初めて飲みます!」と、笑いながらご一緒しました。

そして、今回800人もいる従業員用の紅茶を一手に引き受ける紅茶作りのおじさんにもお会いする事が出来ました。

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これがみんなの紅茶を作るお鍋です!お風呂みたいなお鍋とおじさんのコントラストが絶妙です。

この後、私達は工場見学をさせていただき、終わった時が丁度12時。
ランチタイムを告げる「メリーさんの羊」の電子音音楽が工場に大音量で鳴り始めました。

するとノリタケの方が、「これからみんな走って来ますよ~!(笑)」
よく意味が分からないまま見ていると、続々と従業員がしかも笑顔で走って食堂に向かっていくではないですか!
まるで高校の給食の時間のようです(笑)

なんだか、日本の工場のイメージとは大分違うこの無邪気なノリタケの雰囲気がより一層私達を和ませました。(^^)

そして、このときの様子を「メリーさんダッシュ」」と名づけた今回のツアーメンバーYさん。
これから「メリーさんの羊」を聞くだびに、この「メリーさんダッシュ」を思い出すことでしょう(笑)

そして、今回も、丁寧に対応して下さったノリタケの方々本当にいつもありがとうございました。

紅茶工場で爆睡のおじさん(笑)

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かなり面白かったので、載せてみました。(^^)
ヌワラエリアに向かう途中の紅茶工場「グレンロッジ」で、茶摘娘が来るのを待ちながらすっかり寝てしまっていた茶葉を計量する係のおじさん。
本当に、完全に爆睡!

ヌワラエリアで一番美味しい場所。「ティーファクトリーホテル」

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今回は、ランチを食べに訪問。

カレーのコンペティションで何度も賞を取った事のあるこのレストラン。
やはりカレーを食べない訳にはいきません♪

見た目にも美しいカレー。長く旅をしているとそんな事まで分かるように(苦笑・・・)

味付けも、やはりスパイスの使い方が絶妙で美味しい!

そして、料理の飾りつけに茶葉のリーフを添えてくれているのが、紅茶をテーマに旅をしている私達にとって更にテンションが上がります♪

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左:ティーミルクシェイク 右:フルーツサラダ・アイスクリーム添え

スリランカはフルーツ天国♪

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スリランカはどんな食べ物があるんですか?と、よく聞かれますが、まずはとにもかくにもカレー。

それ以外は、なんといって豊富な種類&甘味たっぷりのフルーツ!

パイナップル、パパイヤ、マンゴー、スイカ、バナナは毎食のように出てきます。
どれも、甘くて非常に美味しい!

変り種は、赤いバナナ、ランブータン、マンゴスチンなどなど。

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左:パッションフルーツ 右:ランブータン

特に赤いバナナは少しもっちりしていて、サツマイモのようにホクホク甘いのです。

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左上:赤いバナナ ぶら下がっている:マンゴスチン

他に私の大好きな食べ物はパンケーキ(ワッフル?)
粉が良いのか、スリランカはパンも美味しいのですが、中がもっちり、外はサクサクが楽しめます♪

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スリランカは日本車天国♪

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スリランカをドライブしていると真っ先に気になるのが、日本車の多さ。中でもトヨタ社のタウンエースのようなワゴン車が圧倒的。

日本の中古車がとにかくそこらじゅうを走っています。

中には、日本の会社の名前をそのまま掲げたままのものも見かけます。
日本語が書いてある方が、日本製をアピールできて、かえって人気があったりするのだそうです。

中には、「立川駅前行き(どこ?)」のバスや、「成田山幼稚園」と書いたバスに大の大人が乗っているギャップを楽しむ事も出来ます。

「ピープル」というスイミングスクールのバスには、ここ最近増えているサウジアラビアの観光客が乗っていたのですが、スイミングを楽しむ子供の絵と、黒いマントを頭からすっぽり被って目しか見えていない人達とのコントラストがあまりにミスマッチで衝撃です(^^;

その中で、唯一カメラに収める事ができたこの一枚。

「キャディーさん募集中」奈良のとあるゴルフ場の車でした(^^)

●スリランカのお茶畑を車で廻る醍醐味

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スリランカは、スリランカ中央山脈という山々が島の中南部にどっかり腰をすえている。

そこに紅茶の産地は密集している。

だから、標高の低いキャンディから始まって、山頂のヌワラエリアへ行く間、紅茶の味がどんどん変わっていくのを体験する事が出来る。

標高の低い方が色が濃く、甘味があり、味わいもしっかりしている。

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そして、標高が上がると鋭い渋味が出てきて、爽やかな香りが立ってくる代わりに、味わいは軽くなっていく。

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だから、山を登りながら要所要所の紅茶工場に立ち寄り、お茶を一服すると、味の違いを明らかに知る事が出来る。お茶好きにとっては、なんとも興味深い場所だ。

スリランカのグリーンティー

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今回、ヌワラエリアへ行く途中、グリーンティーを飲む機会があった。

ここもイギリス同様グリーンティーブームなのか?

と、思ったが、そうではなかった。このグリーンティーはなんと中国へ多くが輸出されているのだそうだ。。。

また、微妙な事実を知ってしまったかも??

最後に・・・

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今回の旅で、スリランカの魅力は何かをはっきりと発見する事が出来ました。

それは、去年のイギリス旅行に参加してくださったKさんが言った一言がきっかけでした。

彼女は、前回の旅行では700枚もの写真を撮った。

そして、今回ももちろんパシャパシャ撮っていたのだけれど、ふとした瞬間に彼女がこう言ったのです。

「イギリスでも写真をたくさん撮ったけれど、綺麗な風景の写真や家具の写真がたくさんだったのに対して、 今回は、景色よりも人物の写真がとても多い。これがイギリスとスリランカの楽しさの違いなのかもしれません。」

私はその言葉にはっとしました。

よく、「スリランカのどういう所が面白いのですか?」と、聞かれる。でも、その度に、上手にスリランカの良さを伝えれずにモヤモヤしていた。

でも、今はっきりと分かります。

それは、人が面白いのだと。

キャラクターの濃い人が多く、歩いている人を見ているだけで面白いのがスリランカの楽しいところかもしれません。

みんなニコニコ笑顔で、どこか子供っぽく人懐っこく。悪ふざけをしている人が多いのです。

そんな、のんびりした雰囲気の中で、紅茶をゆったり飲むと、私は本当に心から癒されているのを感じます。

それが、何より何度もスリランカに足を運びたくなる秘密なんだと今回実感しました。

2007年7月14日(土)~22日(日)7泊9日の旅「ロンドン・コッツウォルズ・ストークを巡る紅茶&陶磁器探訪の旅」

2007年7月14日(土)~22日(日)7泊9日の旅
「ロンドン・コッツウォルズ・ストークを巡る紅茶&陶磁器探訪の旅」

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2007年新たなお茶時代の幕開け

今年も行って来ました!お茶旅行!

陶磁器の町ストーク・オン・トレントに始まり、アフタヌーンティー発祥の地ベットフォード。
絵本から飛び出したような村々の集まるコッツウォルズ。
最後はロンドンで衝撃のお茶事情&サプライズゲストにご対面!!

イギリスの今年の気候は、去年の猛暑が嘘のように、毎日20度弱という肌寒ささえ覚える、過ごしやすいお天気でした。しかも、雨の多いイギリスにおいても、大事なところはすべて晴れになり、本当に、いつも天気には恵まれていると実感!

今回は私を含め6名で、こじんまり個人旅行スタイルで行って来ました♪
ご一緒した方々、とっても楽しい旅をありがとうございました!
やっぱり、お茶好きとご一緒する旅は本当にリラックスして楽しめます。

さてさて、どんな旅になったでしょう(*^^*)続きをどうぞ・・・
紅茶研究家ジェーン・ペティグリューさんと初対面!

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今回、みんなを驚かせようと密かに準備を進めていた事が、実現しました!!
それは、紅茶研究家ジェーン・ペティグリューさんとのご対面!
これが何より今回の旅ではいつもと違うところでしょう!

私は、ジェーンさんの本をレッスンの資料として長年使わせていただいていた事もあり、憧れの方だったのです。

その方に会える機会を持つべくラブコールを送っていましたら、快く会っていただける事になり、それはそれは感動でした~。(*><*)
今まで愛用してきたジェーンさんの本を日本から持参して、裏表紙にサインをしていただいたときは「鳥肌~~。」でした!

私達はロンドンの「Postcard Teas」というお茶専門店で待ち合わせをして、ドキドキとその時を迎えました。

まずは、そのPostcard Teasの珍しいお茶ラインナップを一通りご紹介頂いてから、話は最近のイギリス紅茶事情へと移っていきました。
そして、ジェーンさんが深く関わっているコーンウォール地方のイギリス茶樹から出来た紅茶「トレゴスナンティー」の詳しいお話などもとても興味深く伺うことが出来ました。

でも、超多忙のジェーンさん。2時間みっちりお話をしてくださいましたが、時間が来ると風のように爽やかに次の場所へと立ち去っていかれました。

第一線で活躍する方の空気を感じれた事も、私に新たな刺激を与えてくれました。
とても気さくで気取りのない本当に素敵な方でした。

一人の生徒さんが「紅茶教室を将来したいと思っているのですが、何かアドバイスはありませんか?」の質問に、キラキラとした目で、ちょっとイタズラっぽく「それはとにかく続ける事ね!」と、おっしゃいました。

ジェーンさんがおっしゃると深い言葉になりますね~。

私も紅茶教室でちょっぴり行き詰る時もありますが、やっぱり大好きな紅茶を仕事にできている事に感謝して、楽しんでこれからも続けていきたいと思いました~!
ジェーンさん、本当に素敵な機会をありがとうございました!

2007年ロンドンの新しいお茶スポット&紅茶事情

「Postcard Teas」 at Oxford Street

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一度行ってみたかったロンドンの新しいお茶スポット。
ここのオーナーのお父様がお茶関連のポストカードのコレクター。
その影響もあり、彼自身は10年近く様々なお茶産地を自ら巡って、自ら探し出した茶葉を、直接個人で買い付けているんだそうです。

お会いしたこの日は、実は前日まで静岡にいらしていたそうなんです!
お茶に対する並々ならぬ情熱を感じました。

そして、ここのお店はなんと言ってもオーナーのセンスが光るティーキャディーが一際異彩を放っています。缶の中身はさておきで、ついつい表の柄でお茶を選んでしまった次第です。

「Tea Palace」 at Notting Hill

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ここはロンドンの高級住宅地ノッティングヒルにある、高級お茶専門店。
店内は白と紫を基調にしたスタイリッシュなロンドンモダンな雰囲気のお店です。

内部の写真はダメだということでしたので、諦めの悪い私は、こっそりクランペットの写真だけパシャリ!
だって、このクランペット、ホームメードだそうですが、普通のクランペットよりも厚みがあって、すごくお上品なクランペットだったんです。
普通は、もう少しぺったんこで素朴な感じのお菓子です。ハチミツが添えてあって、とっても美味しかったです♪♪

スコーンもすごく美味しいという評判ですが、色々なところでスコーンを食べ続けてきていた私は、ついつい違うものをオーダーしてしまいました。。(^^;

ここは、玄米茶や煎茶、番茶と日本茶のラインナップもかなり豊富でした。
そして、肝心の紅茶のお味は、なんととっても美味しかったです!

「Tea Smith」 at Liverpool Street

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ここはまだ去年の12月にオープンしたばかりで、ジェーンさんとPostcard Teasのオーナーに教えられて初めて知りました。

ロンドンのリバプールストリート駅から歩いてすぐのオールドマーケット内にあるお茶専門店です。
留学中に来た時、このマーケットはもっと古く、お店も洋服がメインの「市場」と、いう感じだったのですが、新しくスタイリッシュなお店がたくさん入店し、リニューアルの真っ最中でした。やっている店はあるものの、まだ半分は工事中という状態でした。

そして、このTea Smith。入ってびっくりしたのは、ほとんどの商品が中国茶か日本茶だった事。
申し訳程度に紅茶が置いてあって、メインは完全に緑茶とウーロン茶でした。

オーナーはこの日はいらっしゃらなかったのですが、店員のマリアンと色々とお話しました。
とにかく日本茶びいきの彼女は、色々な日本茶を入れてくれて、テイスティングをさせてくれるのですが、本人が一番「美味しいわ~~!」と、感動している始末です。(^^;

確かにすごく美味しく、日本の茶器を使い、ちゃんとお湯の温度も計って60℃で入れていました。
お水は何か特別なものを使っているのかと、聞いたところ、硬水を軟水に変えれるフィルターを通しているとの事。
だから、こんなに香りや味わいがちゃんと出ているんだ~と、関心してしまいました。
こんなお店少し前では考えられなかったけど、本当に今緑茶&お茶ブームなんだと実感しました!

「Whole Food」 at High Street kensington

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先月オープンしたばかりの本当に新しい大型スーパーマーケット。アメリカの会社が進出してきたんだそうです。
みんなが帰国した後、ロンドンのノッティングヒルに住む友達のところにお邪魔していたので、その彼女が「すごく楽しいところだよ~!」と、誘ってくれました♪

地下1階から地上2階まで広いスペースに所狭しと色々な食材が並んでいますが、基本はオーガニックやちょっとこだわりの品物が中心です。

写真は、お茶ゾーンで、手前が紅茶、中央が緑茶、奥がハーブとすごい品揃え!(><)

これからロンドンへ行く方は、是非要チェックです!一日中遊べそうな勢いです!

アフタヌーンティー三昧!

「マナーハウスのプライベートガーデンで♪」

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はい。今年もやりました!そして、今年も晴れました!
私達の宿泊したマナーハウスのお庭でアフタヌーンティー。
前日まで雨が降っていたのに、私達の願いが叶ったのでしょう♪

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今回は、ここのスコーンが周りがサクサク、中は適度にしっとりしていて一番美味しかったです♪♪
クロテッドクリームも、コッツウォルズで作られたもので、ほっぺたが落ちるのではないかと思い、思わずみんなの顔がほころんでいました♪

「アフタヌーンティー発祥ベッドフォードのお屋敷で、しかも一般公開していない特別室で♪」

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今年は初めてベッドフォード公爵のお屋敷のあるウォーバンへ一泊することになり、町も堪能する事ができました!
とても小さいのに、POSHな町で、ショップやレストランはどこもお洒落なとこばかり。
すっかり気に入ってしまいました。

前日が、陶磁器の町ストークオントレント(労働者の町でちょっと怖い雰囲気の町なんです。。)だった私達は、とたんに瀟洒な雰囲気の町並みや人の雰囲気にテンションは最高潮!
偶然見つけて入ったシーフードレストランで、ムール貝の貝殻を唇に見立てて思わず写真をとってしまいました(笑)

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そして、翌日は今年で2回目となりましたが、お屋敷で特別アフタヌーンティーを楽しみました。

「ロンドンで一番クールなティープレイス? Sketch 」at Regent Street

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ここは、昔会員制だったお店が一般に開放され、2回のレストランは今でも高級だそうですが、一階のティーサロンは非常にカジュアルになっています。
お店の雰囲気もドクロ柄のランプシェードがあったりと、奇抜な感じ。
お客さんもちょっとスタイリッシュな人が多く、特にお洒落な黒人さんが目立つ不思議な雰囲気でした。

ロンドンの友達や、その又友達にも「好きなお茶スポットはどこ?」って聞いたらみんな「Sketch!」と、答えるもんだから、それじゃー行かなければ!と、行って来ました。

この独特の雰囲気に合わせたティーカップはロイヤルアルバートのオールドカントリーローズ。こてこての古き良きイギリススタイル。
この組み合わせのギャップがいいんでしょうね~。なかなか面白い!

私達のアフタヌーンティーを見て、隣の一人で来ていた黒人さんが店員さんに「紅茶を頼んだんだけど、今からアフタヌーンティーを注文できる?」思わず私達と目が合い、照れくさそうにウィンクしていました。(笑)
大きな身体で可愛いアフタヌーンティーを楽しむ姿がなんだか取っても素敵でした(^^)

今のイギリスでのアフタヌーンティー事情は、本当にスタイリッシュなものになっていて、昔のイメージとは大きく変わってきているようです。

「Litz Hotel Afternoon Tea at Ngiht♪」

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2ヶ月以上前から予約で埋まっている状態が一体何年続いているのか。。
さすがリッツ。

最近のお気に入りは夜!夜ならシャンパンがサービスでついてくるんです♪
ディナーの替わりにアフタヌーンティーを頂きました♪
ツアーの最後の夜にふさわしい優雅な雰囲気を満喫。

実は、最近のイギリスでは特別な日をアフタヌーンティーで過ごすというのが流行りで、私達の周りも何か訳のありそうな方ばかり。
よく見かけるのはお誕生日をお祝いしている方達です。途中生演奏のピアノがバースデーソングに変わり、ホテルからケーキがプレゼントされて、お客様全員から暖かい拍手が送られます。

その他には、老夫婦と若夫婦が一緒にテーブルに着いて、老夫婦の結婚記念をお祝いしていました。
また、私達の隣のテーブルは若い素敵なカップル。
男性が突然席を立ったかと思うと、リッツのジュエリーショップへ。そして、彼女の元へ戻ってきて指輪をプレゼント!
一部始終を見ていた私達は「わ~~~~っ!映画みたい~~!」と大きなため息。すっかり、自分達と重ねて妄想の世界へいざなわれていきました。。(笑)

イギリスは美味しい!

どうも、イギリスはご飯が美味しくないとうイメージが未だに強い。

でも、最近はイギリス人も外食する人が増え、フランス人シェフもたくさん来た事もあり、美味しい物にめぐり合えるようになっています。
特に、私達の行ったコッツウォルズエリアはイギリスの中でも高級住宅地なんです。
あの、古い可愛いお家に住むのが実はステイタス。便利で新しいもの重視の日本人にはちょっと驚きです。
なので、そこに点在するレストランもグルメなセレブを納得させるお料理を出してくれるのです。
その中で一番確実なのが、マナーハウス。
私達の泊まったマナーハウスの他にも美味しい料理を出すところはたくさんあります。
その一つに今年はランチを食べに行ってきて、大当たり!
本当に美味しかったです♪♪

「Full English Breakfast」

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イギリスの朝ごはんは毎日がこれというわけではないけれど、休日の朝はこの朝食をお家でつくったり、外に食べに行ったりします。
朝からボリュームたっぷり。
私は、やっぱりこれを食べるとイギリスに来た~!と、いう実感が一際沸きます♪

「Lunch at Bibry Court Hotel」

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イギリスで一番美しい村と呼ばれているバイブリーにあるマナーハウス。
ランチを頂に何気なく行ったのですが、これが予想以上にと~~ってもおいしかったです!
お食事を頂く場所もサンルームになっていて、お庭の中で食べているような気分になれます。

今度は、是非泊まってみたいと思いました!

「Dinner at Lords of The Monor」

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ここはいつも私達が泊まるホテル。
いつも泊まるので、気がつけばVIP扱いになっていました!(><)
今回はディナーの前に特別にシャンパンサービスがあり、みんな大喜び♪

ここのシェフはフランス人なので、お料理はコッツウォルズの野菜やお肉を使った、イギリススタイルなんだけど、どこかフレンチの香りが漂います。
時間を忘れていつもすっかり長時間寛いでしまう、本当にリラックスできる場所です。

衝撃の陶磁器の現状

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今年は、衝撃の事実が判明。
日本からウェッジウッドは工場はもう動いていないという噂があったため、何度も確認したのですが、ちゃんと工場見学は出来ます。との事。その言葉を信じて工場へ。

そして、行ってびっくり!
工場は動いているものの、とても小規模になり、ボーンチャイナのラインがほとんどなくなっているではないですか?!やっているのは、ジャスパーウエアとハンドペイントの工程ぐらい。

実は、中国に工場が出来て、そこで作っているとの事。。

アウトレットショッピングはちゃっかり楽しみましたが、ちょっと残念な結果となりました。
これからイギリスの陶磁器を買っても中国製なのか~。と、ちょっと複雑な気分です。。

今年もチャーミングだったキャロライン先生

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今年も、アフタヌーンティーのお菓子作りとマナーのお話を聞きにキャロライン先生のところへ行って来ました♪
ロンドンの社交界にデビューした経験を持つ先生ならではのお話がいつもとても興味深いのです。

今年は、先生のご自宅で。(^^)
インテリアがほんとにセンスが良くていつも勉強になります♪

ケーキ作りの最中、突然雷と豪雨が・・・。イギリスは今年はこの様な豪雨が多くて、今年は夏がない・・・と、会う人会う人がこぼしていました。

そんな豪雨に惑わされたのか、キャロライン先生、ヴィクトリアサンドウィッチにベーキングパウダーを入れ忘れた。。(^^;
大急ぎで新たに作り直していました。。(笑)※でも、出来上がったものは意外に美味しかったんです。(^^)

最後は、クイーンに会った時のご挨拶の仕方を学んで、それをしながら修了書を頂きました(笑)

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恒例、アンティーク探し

今年は、私はお髭の人が使っていたムスタッシュカップを購入♪

あと、お一人「ティーキャディーが欲しくてたまらない!」と、いう人がいたので、いたるところで物色。
結構あるものですが、なかなか気に入ったのに出会いません。

その中で、とっても素敵なものに遭遇。
木の質。デザイン。状態。時代。すべてにおいて素晴らしいものでした。
でも、お値段を聞いて、「ほぉ~~。さすが~!」とため息を漏らし。写真を一枚撮って帰って来ました(笑)

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ブラマー紅茶ミュージアムはどうなってしまったの?

最近、ブラマーさんはミュージアムを人に任せ、一線から退いてしまい、体調を崩していると聞いてはいましたが、あんなに元気な方が、、、?と、にわかには信じられずにいました。
今年は生徒さんをお連れする事は出来ませんでしたが、一人確認するためにミュージアムへ行って来ました。

すると、留学時代に一緒に働いていたスタッフのポールがいるではないですか!
彼もブラマーさんと一緒にいなくなってしまったのでは、と思っていたので、とても嬉しかったです。
今は彼がフロアマネージャーとして頑張っていて、以前より一際自信に溢れて頼もしく見えました。

彼に真相を聞いたところ、やはり相当体調は悪いとの事で、回復してミュージアムで働くのは難しいという事でした。

こんな日がいつか来る事は分かっていたけれど、こんなに早い時期だとは予想もしていなかっただけに、事実を突きつけられてショックでした。

でも、ミュージアムはたくさんのお客さんが次から次へとお茶を飲みに来ていました。
そして、紅茶も以前と変わらない入れ方で、美味しさもそのままでした。

そして、最近のお茶ブームに乗って、ティーポットにリーフティーを入れて紅茶を飲む人も増えてきたという事が、何よりも救いです。なぜならそれが何よりもブラマーさんの願いだったからです。

私もブラマーさんの意思を継いで、日本で紅茶を美味しく楽しく飲む文化を広めていくように頑張らなくては!と、心に強く刻んだ旅の終わりとなりました。