2007年3月スリランカ「ヌワラエリアとディンブラの旅」

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3月17日(土)~24日(土)のスリランカの旅「光り輝く島・スリランカ/ヌワラエリヤ&ディンブラを巡る」

今年の旅は8名+私の総勢9名の旅。
丁度シーズンを迎えたヌワラエリヤとディンブラの茶園を巡りました。

しか~し!他にも、ノリタケ工場へ行って、食器を買ったり、地元の喫茶店に行って現地のミルクティーを体験したり、紅茶の父「ジェームス・テーラー」のお墓参りをしたり、サリーを買ったり!なんだか、盛りだくさんの旅ですよ~!!

書ききれない事がたくさんありましたが、旅行記にまとめましたので、是非是非続きを読んでくださいね♪
●ちょっとシンガポールで寄り道♪

シンガポール航空でいざスリランカ・コロンボへ!
ちょっとその前に・・・5時間のシンガポールでの乗り継ぎ。
美味しい中華を食べに出かけて、満喫♪
ちょっとの時間も楽しみますよ~(^^)

し・か・し!
旅慣れた風にスマートにシンガポールで美味しい飲茶を食べに行く!はずが、シンガポールの地下鉄の駅を降りた瞬間、すごい人混み!その流れに巻き込まれ、2名が迷子!
まだスリランカにも着いていないのに、このまま会えないのか~・・・(汗)

でも、無事に予定していたお店の名前を覚えていてくれた2人。お店の近くで無事に会えました。良かった良かった。。(^^;
美味しい中華も食べて、良かった良かった。。

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●ようやくスリランカ・コロンボへ到着~♪

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空港に着いたら、「Welcome Suciela Tea College!」の横断幕が!
時間は夜の12時。みんな眠たい目をこすりつつ、歓迎の花(アラリア:スリランカの国花)のレイを首に掛けてもらって、南国到着ムードにひとしきり盛り上がりました(^^)

●キャンディでの大感激の歓迎セレモニー!

2日目の朝。コロンボから早速キャンディへ。

途中、象の孤児院などを訪問して、日本では考えられない数の象の水浴びを見たりしながら、お昼過ぎ、キャンディへ到着!

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お腹が空いたな~!と思い、バスを降りると、「ん?!太鼓?ダンサー?」
外では賑やかに何かのセレモニー。
ガイドのアリさんも「結婚式ですね~!」

ところが!そのセレモニー、私達グループの為のものだったのです。
何度もキャンディには来ていて、ホテルスタッフとはすっかり仲良しになった私ですが、こんな盛大な歓迎は初!
ひゃ~~!びっくり!!

驚き&喜び&戸惑いの不思議な感覚の中、導かれるままにロビーへ。すると床にスシーラティーのマークが!?

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「すごい~~!」みんなの歓声と喜びの声と、太鼓の音で一気にロビーは賑やかになりました。

お腹が空いていたのも暫し忘れて、スリランカの歓迎の儀式(旅の安全を祈願したり、歓迎の意があったりする)、鳥のモニュメントに火を燈すセレモニーも全員受けました♪
これで、この度は成功間違い無しですね!!(^^)

この日は、数名がアユルベディックマッサージを受けて、他のみんなは私がなぜかスウィート・ルームだったので、記念撮影会になって、ワイワイ広いお部屋で過ごし、

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夕方から有名なキャンディのお寺:仏歯寺へお参りに行きました♪
私は、旅の安全と成功を願ってきました。(^^)

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●お待ちかね、ノリタケ工場へ!!思いもかけず、ティーブレイクを拝見♪

さあ!3日目の朝!この旅行のみんなのお目当て、ノリタケ工場見学&アウトレットショッピング♪

ノリタケの方に朝9時30分に来たら、工場の従業員のティーブレイク中との事。
紅茶ツアーとしては、その辺も興味津々!
是非、見せていただきたいです!と、言ったら、ノリタケの方「どうしてそんなものが興味があるの?」と、不思議そうでした。

7時半から働き始めていた従業員は、9時半になると続々工場内に作られた「Tea Center」と呼ばれる場所に集まって来ました。
各自、自前のティーカップ(ほとんどの人は大きなマグカップ^^)を持ってティーサーバーから紅茶を入れて飲みはじめました。

私達が、パシャパシャ写真を撮る中、初めは不思議そうにしていた従業員も、最後はポーズまで決めてくれてとってもフレンドリーな雰囲気。

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ものすごくこの日は熱く、強い日差しの中にも関わらず、嬉しそうに紅茶を飲む姿は、万国共通で癒されるもんだな~。

その後は、ご想像の通り、お買い物に明け暮れました(笑)
ノリタケの現地駐在員のKさん、色々とお世話してくださってありがとうございました!

●地元の喫茶店「キリテーショップ」!

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まず、観光客は来ないだろう、地元の喫茶店へやってきました!

ここのおじさんのキリテー(ミルクティー)はとっても美味しいのです♪

私がカメラ片手にお店の中に入って行くと、いつものおじさんがニコニコと手を振ってくれる。
「また、来たんだね~!腕によりを掛けてキリテーを作ってあげるね~!」

私達は、おじさんがキリテーを作る様をまたまた写真でパシャパシャ!
おじさんは得意満面で美味しい紅茶を作ってくれました(^^)

甘~く泡だったミルクティーが、疲れた身体に染み渡っていくようでした。。。

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でも、この後サリーショップへ。まだまだお買い物は続く・・・(笑)

●ヌワラエリヤへ向かう途中、紅茶工場へ。紅茶の美味しさに感動!

みんな、この旅初の紅茶工場!
今までホテルなどで出てきたミルクティーもとっても美味しかったのだけど、
紅茶工場で出てくる、ストレートティーに感激!

このグレンロッジ・ティーファクトリーはヌワラエリアに登る途中にある工場。
まだ、標高が低めなので、甘味のあるなんとも言えない風味の紅茶なのです。

そして、何より、茶畑の中のティールームで飲む雰囲気が格別です!

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●早朝4時起きで紅茶工場見学!朝日の中でティータイム。

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さぁ~!一番気合を入れていった紅茶工場見学!
一番工場が稼動しているのが夜中から朝方に掛けて。太陽が昇ってしまうまでの時間帯。
工場の人によると、朝の6時がベストタイミングという事だったので、特別にアポイントを取って、朝4時起きでみんな頑張りました!

ヌワラエリアの朝は寒い~~~!
みんなありったけの防寒着を着込み、いざ出発!

工場へ到着♪
バスを降りた瞬間、なんとも言えないヌワラエリア独特の新鮮な青い香りに包まれます!
工場に入るとそれは更に増して、茶葉を乾燥させる場所では、Yさんが「なんか、ヌワラエリアのお風呂に入ってるみたい~~!!」と、感動してました。
その言葉ぴったり~!!
それくらい、ヌワラエリアの香りに包まれます!

思う存分、紅茶の勉強をした後は、美味しい紅茶でホッと一息♪
朝日に照らされた紅茶がキラキラ輝いていました(^^)

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●初の試み!ディンブラ地方のマタケリー茶園へ立ち寄る!

今回は、茶商の方を通して、ディンブラのマタケリー茶園へ行けるように事前にお願いしていたので、ヌワラエリアからの帰りに道に立ち寄る事が出来ました。
マタケリーは日本人にもファンの多い、名門の茶園。

工場に着くと、給食員のようなエプロンをつけ、聖歌隊のベレー帽のような帽子を被り、工場内へ。
途中、すご~くハンサムなマネージャーさん登場。

私は工場の説明を通訳しつつ、気もそぞろ?(笑)
みんなも黙っていたけど、説明を聞きつつ気もそぞろ?(笑)

でも、ヌワラエリアのディンブラの違いも見る事ができて、とってもお勉強になりましたね!

その後は、マネージャーさんのバンガローに案内していただいて、日本に来た事がある事や、マネージャーさんの日常の話など、興味深いお話を存分に伺って、楽しいティータイムとなりました。

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●紅茶商の会社でティーテイスティング

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もう、これで5回目の訪問になりますが、
今回は、ガイドのアリさんの不思議なナビゲートで軽く道に迷い、炎天下の中を歩く事になり、ふらふらになりつつも、頑張ってブローカーのオフィスにやってきました。

いつも優しい笑顔で迎えてくださる茶商の方々。
ティーテイスターのお仕事の話や、バイヤー、ブローカーの仕事内容の説明などをしていただいて、実際にテイスティングを体験させてくださいました。

みんなプロのテイスターのテイスティングを間近に見て、その紅茶をススル勢いに驚いていました。

ここでは、ブローカーの社長が菅原ブンタ似のまるでシブイ映画スターのようだったことで、ひとしきり盛り上がり、楽しい時間となりました。

●旅は終わりへ・・・ありえないバスドライバーとの出会い

あっという間の1週間。
まだまだ、みんなで一緒にスリランカで過ごしていたいという気持ちの中、すべてのお買い物も済まし、夕刻、エアポートへ。

空港への道は流れているものの大渋滞。
何車線なのか分からないほど多くの車が追い越したり、抜かされたりしている中、公共のバスが私達のマイクロバスに急接近?!

そのバスの異様な動きに、「なんだ?なんだ?」

良く見ると、バスドライバーは非常に笑顔。しかも、片手運転の状態で、窓から何か紙を差し出し、私達に渡そうとしてるではないですか?!

私達も、ありえない状況に大興奮&大爆笑!
Kさんが窓を開け、その紙切れをなんと受け取る事に成功!私にその紙を手渡しました。

みんな「何が書いてるの?!!」

なんと、その紙には彼の名前と電話番号!!(笑)

私達も、すっかり悪乗りをして、「何かお返し♪♪」

Sさんが、持っていたコラーゲン入りアセロラ・マシュマロを手に取り、「これ渡しましょう~!」

バスの中から、マシュマロを手渡す仕草をすると、バスがまたまた急接近!今度は昇降口からドライバーの替わりに乗客の人がキャッチ!
それを、ドライバーは受け取り、早速マシュマロを美味しそうに満面の笑みで食べて見せてくれました(笑)

スリランカって・・・。

この陽気で人懐っこい人柄のスリランカ人に触れて旅をしていると、なんだかまた帰って来たい気持ちになるものです。

時々、以前一緒にスリランカに行った生徒さんが、「またスリランカに“帰り”たいな~」と、言っています。
その表現が表すものがスリランカにはあるんです(^^)

今回ご一緒した皆さんも、またスリランカに帰ってきましょうね♪

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2006年11月3日~10日イギリス南コッツウォルズを巡る旅

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プライベート旅行で南コッツウォルズを中心に、仲良しの妹ちゃんと巡りました♪

新しい発見がたくさんあった面白い旅になりました!

イギリス旅行2回目&レンタカーで廻れる方におススメなルートです♪
DAY1 再びイギリスへ!

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飛行機の中からロンドンの町並み

大観覧車ロンドン・アイやその傍を流れるテムズ川

イギリスへまた来てしまった~。

今回は、プライベートで妹ちゃんとの初の二人旅。

食べるの大好き&アンティーク大好き同士なので、どんな旅になるのやら(笑)

DAY2 ヒースローからオックスフォードへ

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今回は、ロンドンに全く立ち寄らない予定。

昨日の内に、ヒースローから長距離バスに乗り、オックスフォードへ直接やって来ました。

夜町に着いたときは、夕方の6時。でも、日はとっぷりと暮れていました。
夏に来たときには、夜9時頃まで明るかったので、このギャップにちょっと戸惑いました。。

そして、寒いーー!!!
何度だったかは確かではないけれど、10度は確実に切っていました。。

震えながら夜は早々に寝て、目が覚めると、爽快な晴れ!!気温15度!

晴れ女万歳~~!

でも、相変わらず寒いので、早速妹ちゃんと手袋&マフラーを調達!

レンタカーを借りて、いざコッツウォルズへ!

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今回は、オックスフォードからレンタカーを借りて、颯爽とコッツウォルズへ!

と、行きたかったのですが、初っ端、イギリスのラウンド・アバウトという信号無しでクルクル廻るロータリーのような交差点に右往左往・・・。

あらぬ方向へ2度ほど進みつつ、その後は気を取り直して、順調なドライブとなりました♪^^;

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スシーラツアーではすっかり御馴染みになったこのマナーハウス。

いつも、指をくわえて見ていた妹ちゃん。
私も、素敵な場所なので、どうしても連れて行ってあげたかったんです♪
本人も非常にご満悦でした。

そして、着いて早々にアフタヌーンティーを楽しみました♪
やっぱり良いですね~~。
今回は寒いので外ではさすがにせずに、中のドローイングルームのゆったりソファーに腰掛けて、スコーンとクロテッドクリームを満喫しました。
いつもは、団体でしていたので、二人だとちょっぴり淋しい気分になりましたが、この寒い季節と妙に合っている感じがしました。

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ちなみに、この日は「ガイフォークス」記念日の前日で、夜には「ボンファイヤーナイト」というお祭りをします。詳しい説明はローズ・オブ・ザ・マナーHP

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相変わらず時差ボケの為、早起き。

お食事までの時間、近くの村を散歩していました。

すると、可愛い白いシーズーのような犬に小さな橋で遭遇。
私達がひとしきり写真を撮ったりして、遊んでいると、その橋のたもとの小さなおとぎ話のような家からおばさんが出てきて、二人は散歩に出かけました。

私達も同じ方向だったので、なんとなく一緒に歩いて行きました。

すると、前方からコートが何故か泥だらけ、髪の毛はボサボサ、連れてる犬もどことなく汚れている笑顔いっぱいのおじさん登場。

先ほどのおばさんとシーズーと挨拶を交わし、私達にも向かってびっくりするぐらい大きな声で「GOOD MORNING!!」「この犬は大人しいから大丈夫だよ!ワハハ!!」 朝からテンション高いな~!

そのおじさんと犬とも別れを告げて、マナーハウスへ戻ろうとすると、さっきのおばさんとシーズーも一緒に入って行きました。
ローズオブザマナーが散歩コースなんだ~。なんて贅沢な。。と、思っていると、更に建物内に入って行きました。
私達も後を続くと、中でおばさんとシーズーはロビーに置いてある古い立派な振り子時計を調整していました。

町の住人達とローズオブザマナーの素敵な関係を垣間見た清々しい朝でした。

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北コッツウォルズは私にとっては、いつも訪れる馴染み場所なので、とてもリラックスして巡りました。

まずは、ストー・オン・ザ・ウォルド村のアンティークショップへ。

私は今回は、ロシアのサモワールがあれば!と、思って色々と探していました。

ちなみに、英語のサモワールの発音に最初苦労しました。。「サモバー」とこもった発音をします。(^-^;)

ここには無かったので、ショップの人に紹介してもらった、モートン・イン・マーッシュ村へ。
ここは美味しいティールーム「マシュマローティールーム」もあるので、そこでお茶しながら、自分達の検討中のアンティークの相談をしながら買い物をしました。
ここでは、私達の祖母の為に、アンティークの素敵な指輪を買いました(^^)

その後、かやぶきの有名なチッピングカムデン村&ブロードウェイ村を気ままに巡り、帰りにスノーヒル村を通りながら素晴らしい夕日に出会って、マナーハウスへ帰ってきました。

5時ぐらいには暗くなり始め、ショップもすっかり閉まるので、夏の感覚と大分違います。
でもこれはこれで、観光客もまばらで、静かな雰囲気が漂う、イギリスらしいしっとりとした良い時期だと思います。

すっかり日も暮れて、外は寒い空気に包まれる中、本当の薪を燃やしている暖炉の傍でローズ・オブ・サ・マナーご自慢の美味しいディナーを存分に満喫しました。

今回も、色々と工夫された料理がたくさん出てきました。本当にここのお料理はおススメです!
ホテルHPから・お料理の紹介

DAY4 初めて訪れる南コッツウォルズへ

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今回の旅の目的でもあった南コッツウォルズへの旅へ!

最近、北コッツウォルズは多くの人が来るようになったので、新たなエリアとして南が注目されつつあります。

今回は、雑誌フィガロのSummer Holiday Issueも参考にしながら巡る事にしました。

FIGARO JAPON オフィシャルサイト

「ストラウド」はカフェとアンティークの町

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北コッツウォルズから車で向かうこと約1時間。

坂の途中にその村はありました。

町のいたるところにはステンドグラスがはめ込まれていて、今はCOSTAというコーヒーショップですが、よく見るとテーラーとステンドグラスには書かれています。
昔は理容店だったのですね~。
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ステンドグラス・カレッジなどもあり、その生徒達の作品は町のショップで売られていました。
妹ちゃんも趣味でステンドをやっているので、彼女は目を輝かせていました。

芸術家も多いというこの町は、アンティークもモダンで、今までの北コッツウォルズの雰囲気とはガラっと変わります。

そして、町のいたるところにはカフェがあり、どこも美味しそうです~。
この辺りは、オーガニックフードが豊富に採れるという事で、毎月第1.第3土曜日には有名なストラウド・ファーマーズ・マーケットが開かれます。
そこで、最近注目のコッツウォルズ・シェフ ロブ・リースがデモンストレーションを行なったりしているそうです。私達は残念ながら月曜日に行ったので行けませんでした。。

ロブ・リースのHP

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「ネイルスワース」のオーガニックなB&B

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ストラウドでの宿泊先を決めていなかったので、町のインフォメーションセンターでB&Bを探しに訪れた。

田舎ならではの、のんびりした対応の中、雰囲気の良いB&Bをいくつか紹介してもらい、
最終的に連絡が取れたのが、「Mad Hatters Organic Restaurant」というB&B。

1階がオーガニックレストランで2階がB&Bになっている。
いいじゃ~ん!と、妹ちゃんと喜び、場所を聞くと、
明日にでも行ってみようと思っていたネイルスワースだった。

私達は大喜びでその店に向かった。

ストラウドから車で15分ほどのところにあるネイルスワースという村は、
とても小さく、一度村に入っても、B&Bを探しているうちに、
すぐに村から遠のいてしまう。
村を外れると急な上り坂。そこを抜けると一面牧場が広がり、牛!牛!牛!

オーガニックが豊富なのもこれで納得。

ようやく見つけたB&Bで出迎えてくれたのが、
アーティスティックな雰囲気でいっぱいのバレリーナーのようなスタイルのマダムだった。

彼女はとにかく働き者で、働いているか、早口で話しているかのどちらか。

まずはお茶でもどうぞ。と、レストランに通され、出てきたカップが上の写真!!

ショップのいたるところに不思議なデザインの食器やインテリアが溢れていた。
食器棚もかわいらしくペイントされていて、聞くとマダム自らが色を塗ったそうです。

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残念ながら月曜・火曜はお店はお休みだという事で、お食事はできなかったのですが、
普段は、家族でお店を切り盛りしているそうです。

息子さんは、バースに住んでいて、石のデザイナー。
おばあさんは、お店のナプキンを手作りしていたり、と、
とにかく、なんでも創作してしまうアーティスト一家のようです。

なんだか、高貴な雰囲気のマナーハウスから一変して、
とてもアットホームな田舎の民宿に遊びに来たような気分に浸る事ができました。
なんだか、心の底からほっとする雰囲気を持ったB&Bでした。

お部屋もマダムのセンスがちりばめられていて、
本当に彼女のセンスにすっかり癒されてしまいました。
明日の朝食が楽しみだな~!

ちなみに、全く気付かなかったのですが、「FIGARO」にこのレストランが載っていました!
偶然にも泊まる事が出来て、嬉しかったです♪

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「ネイルスワース」にはPOSHな雑貨屋やカフェが充実

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私が入って途端に気に入った雑貨屋さん
「ESSENCE of DESIGN」

店内にはお洒落なマダムセレクトのエッセンシャルオイルやパフューム。
テーブルウェアやファブリックなど所狭しと品物が並んでいました。

どれも、POSHな雰囲気のものばかりで、
見ているだけで楽しくなります。

マダムはクリスマス商品が到着したところらしく、
「今日は本当に忙しいわ~。」と、言いつつも、
お店に遊びに来た馴染みのお客さんとお茶を飲んでゆっくり座っていました。

イギリスのこのテンポ大好きです♪

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もう一つ、B&Bのマダムが教えてくれたオーガニックショップ
「GREEN SPIRIT」

と、言うのも、B&Bのお部屋に無造作に「どうぞ食べて!」と、
すでに開いている箱のお菓子が何種類も置いてあって(この感覚も独特だ~)、
その中の、チョコレートジンジャービスケットにすっかりはまってしまい、
マダムにどこに売っているのか聞いたら教えてくれた店でした。

店内には、こちらも商品が棚に所狭しと並べられ、
どれも美味しそうで、ワクワクする店内でした。

ここにも、馴染みのお客さんたちがやって来ては、商品を買うわけでもなく、
「今日も冷えるね~。」などと言いながらおしゃべりをしに来ていました。

店の奥はカフェスペースになっていて、すっかり居ついてしまった、おじさんがお茶をしていました。

イギリスでは今本当にオーガニックブーム到来のようです。

DAY5 オーガニックな朝食

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わ~~お!

豪快だわマダム!

ファッショナブルなお皿の上に、トースト、ベーコン、ソーセージ、目玉焼き、マッシュルーム。
フレッシュなオレンジジュース。そして、紅茶!

これが見た目と違って、すっごーく美味しかったです!特に、マッシュルームが!
二人とも、一皿ペロリ!更に、トーストに自家製マーマレードをぬって2枚ペロリ♪
味付けが嫌味が無くて、とっても食べやすいお料理でした。
また、イギリスに来たら訪れたいな~と、思わせるお味でした。

「テトベリー」はアンティークとコーヒーの町

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住み心地の良かったネイルスワースを後にして、今日はバースへ。

途中に寄った町。「テトベリー」

ここも、古い町並みで、町の端から端までは、歩いてもほんの10分ほどしかかかりません。

でも、そんな小さな町にもかかわらず、アンティークショップ通りがあり、10件以上が軒を連ねています。

しかも、質の良いショップが多く、妹ちゃんはガラスが好きなので、
目をキラキラさせてガラスのアンティーク花瓶などを見ていました。
そして、遂にお気に入りのものに出会ったようで、ご購入♪

私も、ここならサモワールが見つかるかと、聞いて廻りましたが、出会えませんでした。。残念。。

そして、この町にもコーヒー人気の波が押し寄せているらしく、
昔美味しい紅茶の店認定店だった「Tetbely Garally Tea Room」がその名を変えて、「Tetbely Garally Coffee Room」となっていました。。

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違う通りにも、一軒は「Tea and Coffee Shop」があり、

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その2件隣には「The Tea Shoppe」というお店がありました。

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とにかくティールームは多いのだけど、コーヒー人気も見逃せないといった感じでした。
見るところ、コーヒーというより、ラ・テを飲む人が多いような印象でした。

ミルクティーの変わりに、外ではラ・テなのか~~。

「テトベリー」のアンティーク・ティールーム

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私はお目当てのアンティークが見つからず、
結局、最後は「お茶しようか~。」と、言って、
アンティークショップの中に併設されているティールームへ。

朝、がっつり食べたにも関わらず、「ティーケーキいりますか?」の一言に思わず「ハイ♪」

イギリスのティーケーキとは、紅茶に合うレーズンパンを指す事が多いです。
バターをたっぷりぬって、外はさっくり、中はふんわりを楽しみます(^^)

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中世の香る「レイコック村」

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ここは美味しいティールームがあるという事で、今回どうしても行ってみたい場所のひとつでした。

でも、町に関する情報は一切持っていなかったので、予想もしていませんでしたが、
驚くほど古い町並みで、ナショナルトラストがこの村にあるお城を管理しています。

町に入って道をくるっと一周すると、町が終わってしまいます。
今までで一番古く、一番小さな村でした。

でも、雰囲気は最高です!

ティールーム「King Jone’s Hunting Lodge」

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この小さい村を、地図を持たずとも、くるっと一周するとすぐに見つける事ができる、この古い町の人たちに愛されているティールーム「King Jone’s Hunting Lodge」

2004年、2005年の梅田阪急百貨店の「英国展」に特設ティールームとしてやってきていて、
そのときのスコーンが本当に美味しくて忘れられず、どうしても行ってみたかったティールームでした。
2005年英国展の様子

念願のスコーン&クロテッドクリーム♪♪
ただ、実は、日本で食べた時のスコーンの方が私好みでした。
期待が大きかった分、ちょっと拍子抜けしましたが、それでも充分に美味しいスコーンと紅茶でした。

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スコーン作りなど担当しているマーガレットおばさんはいらっしゃらなくて、残念でしたが、存分に楽しめました。
町自体がとっても良い雰囲気なので、機会のある方は、是非立ち寄ってみてください!

DAY6 ヨーロッパ社交界の街「バース」

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最終目的地バースへ到着。

ここは、また雰囲気が一変し、まるでイタリアのローマに来ているような錯覚に陥ります。
ハチミツ色の背の高い石造りの建物が連なり、大昔ローマ軍が征服していた名残が見受けられます。

そして、街はもうすでにクリスマスのデコレーションで盛り上がりつつありました。

ここもアンティークセンターなど古いものもありますが、若者や新しいものも多く、
ショッピングをするにはとても充実した街です。

小高い丘に囲まれるようにあるこの街は坂だらけで、
歩くのは一苦労ですが、丘から望む景色は最高でした。

「イギリスでもっとも美しい街」とも表現されるくらい、
太陽の光が建物に当たると、それはそれは美しい景色になります。

バースのティールーム「Pump Room」

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バースの街の中心にある、古代ローマン風呂が見れる、超観光地の同じ建物内にあるティールーム。

「Pump Room」

ブリティッシュティーカウンシルの美味しい紅茶の店に認定されているものの、
観光地のど真ん中にあるために、なんとなく行く機会を逃していました。
今回、良い機会ということで、行ってみる事にしました。

そして、良い意味で期待を外してくれました!!

と~~っても美味しかったんです。
紅茶ではなく、、クロテッドクリームが!
あと、ケーキも美味しかったです♪

今回の数あるティールームの中でクロテッドは一番です!!

本当に美味しくて、最後店員さんに、どこのメーカーのものか教えて下さいとお願いしましたが、
「毎日のようにケータリングで運ばれてきているので、そんな特別なものではないと思うのですが・・・。」
と、教えてもらえませんでした・・・。

あのクロテッドの味は、また忘れられない味の一つになりそうです。

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優雅なB&B「ドリアン・ハウス」

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B&Bと言えども、まるでマナーハウスのようなものもあります。

その一つと言えるのが、今回バースで泊まった「ドリアン・ハウス」

名前は怖いけど、とっても優雅なB&Bでした。

ここのオーナー「ピーター」さんが、いかにもイギリス人という雰囲気のおじさんで、ちょっと怖い。。
だからか、朝食は8時半から9時半といわれた宿泊客は、全員オンタイム!(笑)

でも、ピーターさんに悪気は全く無く、朝食時はお皿を運んだりと普通に一従業員としても働いています。

大きなお庭のある優雅な中上流階級の邸宅と言った雰囲気です。

全室10室ぐらいで、団体さんは絶対に泊まれないようなところなので、
是非、個人で行かれる方は利用してみましょう♪

しかし、こういう所は決まってエレベーターは無いので、要注意です。。

今回は、幸運にも宿泊客の男性の方々が優しくて、荷物の上げ下ろしは大分助けていただきました。
ヨーロッパの男性は優しいな~~。
あ、でも最近では日本の男性も優しいですよね♪(^^; 誰に気を使っているのやら??

ドリアンハウスのHP

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DAY7 日本へ・・・

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今回の旅は、車で思う存分に廻れたと思います。

それにしても、なかなか良いコースでした。

興味のある方は、是非チャレンジしてみてください。

そして、妹ちゃんが訪問した町の名前を書き出していったとき、なんと私達15都市(町&村)も訪れていました(><)/

驚きです!でも、小さな村々を廻っているので、それぞれが近くて、のんびりお茶ばかりしていただけなので、そんなにも廻ったようには思えません。

2007年全くこのコースで行く事は出来ませんが、また色々とプランを練ってみようと思っています♪♪

ちなみに、今回私達が利用したレンタカー会社「AVIS-エイビス」

イギリスでは「Herts-ハーツ」という会社も有名ですが、オックスフォードはこのエイビスが便利だったのでこちらにしました。

2006年8月スリランカ「キャンディ茶園&ジェームステーラーの茶園を訪れる&他・・」

2006年8月スリランカ「キャンディ茶園&ジェームステーラーの茶園を訪れる&他・・」

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今回は、一人でスリランカに行く事になりました。
これで何回目のスリランカでしょう?
2週間、ゆっくり色々な事を考えるのも良いかな~と、思い行ったのですが、思いの外、充実した2週間で、なんだかとっても元気になって帰ってきました(^^)/

・スシーラティー紅茶教室で大人気のキャンディの紅茶を買いに行く
・紅茶の父と呼ばれるジェームステーラーの茶園:ルーラコンデラへ!
・スリランカの優雅なハイティー♪などなど・・(^^)
ゴールデンキャンディの茶園へ

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今回も、キャンディ市内から、いつものようにトゥクトゥク(3輪自動車)で凸凹のティーロードを走る事40分。

お天気にも恵まれて、晴天の中、茶葉の緑がキラキラしている中を進んで行きました。

美味しい紅茶が出来る茶園って、見た目にも手入れが行き届いていて、
自然と期待が膨らみます。

ここはもう馴染みになっているので、久々に茶園のオーナーやマネージャーに会うのも楽しみの一つ。

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茶園に着くと、見慣れたスタッフ達が、「あ~。あなたまた来たの~?!」と、笑顔で迎えてくれる。

「一番美味しいやつを下さいね!」と、言って、いくつもの茶葉をテイスティングさせてもらった。

「昨日できたばかりだよ!」と、いう紅茶が本当に香りが良く、水色も透き通ったしっかりとしている。
茶葉も綺麗に整っていて、色も艶があってしっかりとした色だ。
「これだ!!」と、即決。

パッキングしてもらう間(スリランカは作業一つ一つに時間が掛かる・・・。)茶園をウロウロ。

茶園には、ところどころにスパイスも一緒に植えられている。例えば、こんなペッパーとか。

あとは、茶園に住む人たちの住居があり、子供達が元気に遊んでいる。

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持ってきたお菓子をあげたりしながら、暫しのんびりとした時間を過ごした。

そして、無事パッキングも済み、ティップスのたくさん入った茶葉の詰まった袋をトゥクトゥクへと詰め込み帰って来た。

あ~~。日本のみんな喜んでくれるだろうな~~。と、一人ウキウキとした気持ちで幸せ一杯の瞬間。

※ゴールデンキャンディとはスシーラティーで販売用に着けた名前です。
 茶園名が契約の関係で公表できないので、そのようになっています。

ジェームス・テーラーの地「ルーラコンデラ」へ

スリランカの紅茶の父として今も語り継がれているスコットランド人のジェームス・テーラー。

彼が17歳でやってきて、57歳で亡くなるまで、茶樹や紅茶製造の研究に全てを捧げた、
その茶園に行ってみたいと思いつつ、いままで実現していなかった。

一人でのんびり旅をしているこの機会に是非行ってみたいと思い、初めて行く事にした。

しかも、いつものトゥクトゥク(三輪自動車)で・・・。(^^;

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その地「ルーラコンデラ」はキャンディ地方ではあるが、中心地から車で2時間近くも掛かる。
まるで景色はヌワラエリアのようなかなりの高地にそれはあった。

近くの町の様子をみて分かるように、相当標高は高い。

私はトゥクトゥクで行ったので2時間半以上も掛かった。

そして、いざ茶園に着き、更に奥のテーラーの家のあった跡地のあるところにまで足を伸ばそうと入口に差し掛かったら、ゲートが閉まっていて中に入れないではないか!!
現地の人の話では自由に誰でも入れる感じだったのに・・・。

ここまで来たのに~~!と、心のなかで叫ばずにいられなかった。。

どうも、近頃現地の人達が勝手に入って問題だということで、安全面を考慮して事前に茶園に連絡して許可証をもらわないといけない事になってしまったそうだ・・・。
歩いたら、そこから4Kmもあるらしい。。

それは、いくら元気な私でも、この炎天下の中、普通のサンダルではちょっときついな~~。

そこで、茶園のオフィスへ行きお願いをした。すると、マネージャーが30分後に来るから、許可書を発行してもらえるだろう。
と、言う事で、その辺の茶畑をうろうろして待つ事にした。

スリランカ人の30分はきっと1時間で来ればラッキーぐらいに思ってなきゃな~と、思いつつ・・・。

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オフィスの裏には、マネージャーのバンガロー(住居)があり、庭の手入れの行き届いた綺麗な建物だった。

茶園も非常に綺麗で手入れの行き届いていた。

茶園の近くには茶園で働く人たちの家があり、鶏なんかもその辺をコッコッコッと走っている。

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道行くおじさんが寄ってきて、一緒に写真をパシャリ。

そうこうしているうちに、やはり1時間ほどして茶園の遠くの方から、どうみても「あ!マネージャーの車だな~!」と、分かる綺麗な車が走ってきた。

そして、無事許可書をもらい、いざ入口へ!

今度は、入口の管理のおじさんがいない!

お~~い!

どうも、近くの川でシャワーを浴びているらしい。この辺の人は自然のお風呂。。

管理人の子供にお父さんを呼びに行かせ、暫し待つ。

ようやく鍵が開けられ、いざ!!

舗装されていない坂道を砂埃を上げながらトゥクトゥクが進んでいく。

道には水を流がす溝があり、その溝を越えるたびにトゥクトゥクがガッタンと大きく揺れる。

なんだか、内臓が上下上下・・・。ふ~~~。

4kmと言えばすぐのように思うが、長い長い坂道を30分は進んだだろうか・・・。
ようやくその目的地に辿り着いた~~~。

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こんなにも奥地にジェームス・テーラーは住んでいたんだ~~。

あまりの環境に、表現する言葉が見当たらない。

今は、煙突だけが残るその場所は、まるでジャングルの中。

後ろは大きな岩山で、その前に木に囲まれるようにしてその煙突はあった。

建物正面には大きな岩が3つ横たわっていて、そこからは、美しい茶園と、さらに先には遠くまで連なる山々が美しい景色を織り成している。

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こんな、何もないところで、ジェームステーラーは17歳から亡くなる57歳までの40年間、結婚もせずに紅茶の研究の為にスリランカで過ごしたなんて、想像を絶する。

でも、彼のお陰で今のスリランカ紅茶があるのだ。

朝9時半にキャンディの町を出発して、すでに2時になっていた。
お腹もぺこぺこだったのもすっかり吹き飛び、体中に鳥肌が立った。

彼が亡くなった時には、24名の若者が棺を担ぎ、その後ろを茶園で働いた人たちが続き、私が2時間30分かけて上がってきた道を歩いて8時間30分かけてキャンディ市内の墓地まで運んでいったそうだ。

一通り茶園やその辺りを巡った後、さすがにお腹が空いて倒れそうになり、茶園を後にした。

そして、茶園の入口に差し掛かった時、またゲートの鍵が閉められている!!!

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お~~~~い!!茶園から出して~~!

今度は管理人どこに行ったんだ!!スリランカって!!

管理人が来るまで気持ちを乱すまいと、気持ちを落ち着ける事に精神を集中させて、また30分程待った。。

ふぅ~~~。

でも、私よりもずっとトゥクトゥクを運転してくれたトゥワンさんの方が数倍も大変だったに違いない。
ありがとう。トゥワン。

雨模様のコロンボ・インド洋

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今回のコロンボはお天気があまり良くなく、大体3時ごろになると必ず雨になった。
コロンボから数キロ離れたところにある、マウントラビニアから遠くのコロンボの町の建物が見える。

なんとも幻想的なインド洋の姿をおもわず写真に撮りました。

マウントラビニア・ホテルのハイティー

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マウントラビニアにある、5つ星ホテル。その名も「マウントラビニア・ホテル」

正面にはインド洋が広がり、プールサイドにはヨーロッパ人がバカンスを楽しんでいる。

そこで、ハイティーをしているというボードを発見。

今まで何度も来た事のあるホテルだけど、ハイティーやってるなんて初めて知った。

是非、食べてみたい!!

紅茶はピュアセイロンティーと書いてある。

さっそくオーダーしてみた。

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真っ白なティーポットとカップが運ばれ、紅茶が注がれた。

水色も美しくて、さすが~~!と、飛び上がってしまった。
飲んでみると、どうもディンブラのようだ。
美味しい~~!!

そして、3段トレーが運ばれてきた!
これが予想を遥かに超えていた。

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スリランカだし、スウィーツはあまり期待していなかったのだけど、
どれも工夫されていて、見た目も可愛い。
その中でも、なんとスコーンが美味しい。
クロテッドとはちょっと違うな~と、思いつつ、ちょっとすでに甘味のきいたクリームとイチゴジャムをつけて食べた。
デボンシャークリームというらしい。

しかも、サンドウィッチも色々なものが乗っていて、スリランカらしく、カレー風味のものもあって、面白い。

プールサイドのそよ風が心地よいテラスで、幸せなひと時だった。

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太陽の恵み・パパイヤジュース

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スリランカのフレッシュフルーツジュースは色々あるけれど、
どれも絞りたてで濃厚だ。

他に、ライムジュースや、マンゴ、パイナップルなど色々ある。

輸入品のオレンジは高くて、あまりおススメではない。

是非、スリランカで取れるフルーツのジュースを飲むのをおススメする。


2006年7月「ロンドン・コッツウォルズを巡る紅茶探訪の旅」

2006年7月「ロンドン・コッツウォルズを巡る紅茶探訪の旅」

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第4回目のスシーラティー企画の紅茶研修旅行の旅行記です♪

・陶磁器の町ストーク・オン・トレントでウェッジウッド&スポードを買う!
・憧れのマナーハウス「ローズ・オブ・ザ・マナー」へ!
・コッツウォルズでアンティーを探す♪
・コッツウォルズのティールームを巡る!
・ベットフォード邸でアフタヌーンティー
・ロンドンのパブはお洒落で美味しい!
・ブラマー紅茶ミュージアムレッスン
・夜は優雅にリッツでアフタヌーンティーwithシャンパン
・キャロライン先生のアフタヌーンティーレッスン
・早起きしてポートベローアンティークマーケット

出発の日

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AM11:55 今回の参加者12名と共に関空を飛び立つ。

「楽しい旅になりますように~!」と、祈りを込めて。

12時間の飛行の後、ロンドンヒースロー空港へ到着!

空港内は、色々な国の人で入り乱れ、
「あ~~。今年もイギリスに来れたな~。」と、実感。


では、ここから更に陶磁器の町「ストーク・オン・トレント」へ
向かいますよ~~。(^^)/

そして、ゆっくり眠ったら、明日はウェッジウッドの
ファクトリーツアー。楽しみ!

しかし!!これで終わりではなかった。。

ホテルに着いたら、信じられない事に、ホテルがオーバーブックで
私達が泊まれない事に?!

しょっぱなから、イギリスの洗礼を受けました・・・。

相変わらず、信じられない国です・・・。

でも、もう疲れているし、とにもかくにも別のホテルへ。

明日からは、陶磁器工場を巡りアウトレットショッピングを楽しむぞ~!

7月16日 ようこそ陶磁器の町へ

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さあ~!いよいよ紅茶ツアーが始まりますよ~!

昨日の、ハプニングもなんのその、みんな時差ボケで早起き♪

ある一組は、部屋備え付けの時計が2時間早まっていたらしく、
朝6時頃からレストランの前を「まだ開かないかな~?」と、
彷徨っていたようです。

ウエッジウッド工場へ

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そして、さっそくウエッジウッドの工場へ向かいました!
ここでは、ウエッジウッドの歴史や、実際に工場の中を見学して、
どんな風にお皿やカップ、絵付けなどをしているのか見ることができます。

工場内は、意外とリラックスムードで、流行の音楽をBGMに
鼻歌まじりに作業をしていたりします。
日本では考えられません。(^^;

そして、意外と知られていない、工場とは別の場所にある、
ファクトリーショップに向かい、案の定みんなのお買い物心がくすぐられ、
一気にお買い物モードに!

「12ポンド(2500円ほど)のお皿が3.2ポンド~(700円ほど)?!」
って、感じでみんなの悲鳴が聞こえてきました(笑)

陶磁器博物館で、ウィローパターンの本発見♪

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ウエッジウッドで一際騒いだ後、陶磁器の博物館へ。

ストーク・オン・トレントはイギリスの陶磁器を語る上では
外せない町。

そこの博物館となると、かなり充実しています。

ティーカップなどが好きな人は、とっても楽しめる場所です。

そこで、みんなを釘付けにしたのが、「ウィロー・パターン・ストーリー」という本

イギリスで人気を博した陶磁器の絵柄をウィロー・パターンと、言いますが、
それは中国の物語を描いた柄なのです。そして、その本が置いてあったのです!

私達、みんなで揃って「ほしい~~~。」

こんなにもみんなの気持ちが揃う旅行っていうのは、
こういう旅行ならではなのではないかと、しみじみ思わずにいられませんでした(^^)

そして、この日のイギリスはとっても暑く、
思わず、アイスクリーム屋さんを見つけて、こんなに不思議なソフトクリームを食べました。
これは、マシュマローがトッピングされているんです(^^;
ヨーグルト風味のソフトはあっさりとして、予想を反してとっても美味しかったです♪
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7月17日 スポード工場へ

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この日は、朝から私の大好きな「スポード」の工場♪
スシーラのティーカップは「スポード」なんですよ♪

工場見学では、丁寧に社員の方が説明をしてくれて、
みんなも、あんなふうにプリントされるんだ~と、
大変お勉強になったようです。

途中、その名も「ブルーイタリアン・レストラン」という名前のスポードのお店でお茶を頂きながら、幸せな時間を過ごしました。

そして、やっぱり最後はお決まりの、アウトレットショッピングとなりました(^^)

いよいよコッツウォルズへ♪♪

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スポードの後は、バスで2時間半。コッツウォルズへ向かいました!
コッツウォルズとは、小さな村が集まったエリアの総称です。

それぞれの村が、ハニーストーンの石で作られた家々の並ぶ、なんとも趣のある町並みを描いています。

ほんと!おとぎの話の中に迷い込んでしまったと言っても過言ではありません。

まず、私達が訪れたのは、「ブロードウェイ」という村です。
バスを降りてから、軽く迷子になりましたが、(^^;
この旅、初のティールームへとりあえずは向かいました!

ティールーム「TISANES」

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何よりもこの日も暑かった~。
と、言う事で、美味しい紅茶を!と、言いたいところだったのですが、
思わず、みんな「美味しいアイスティーを!」と・・・。
イギリスでいったいアイスティーが出てくるのか??

すると、なんと産地別にオーダーを取ってくれて、アイスティーを作ってくれました。

意外な事に、美味しかったんです~!

イギリスもこの猛暑に合わせてアイスティーを飲むようになっているのかしら??
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憧れのマナーハウス「ローズ・オブ・ザ・マナー」へ!

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今年もやってきました!
本当に、優雅で温かい雰囲気のマナーハウス。
※マナーハウスとは、昔貴族が使っていたお屋敷などを現在ホテルとして使われているものの事です。

全てのお部屋が違うインテリアで、それぞれのお部屋を見て回るのも楽しいものです。

私は、実は去年と同じお部屋に泊まりました。
なんだか、「たたいま~♪」って言いたくなってしまいます。

あと、ここのスタッフの雰囲気が私は大好きです。

そして、なんと、ここの自慢は実はお料理!
イギリスの料理不評も、ここでは吹き飛びます!

味付けも、あっさりしていて、量も適度でお料理のコンテストで賞を取るほどなんですよ♪
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7月18日ストー・オン・ザ・ウォルドでアンティークを巡る

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怪しいティーカップ達を発見!(^^)
この町は、いたるところにアンティークショップがあり、見てるだけで楽しいのです。

私は、いつものお気に入りのショップで、なんと、この旅で見つけたら絶対に買おうと心に決めていた
「ムスターシュカップ」(お髭のカップ)を見つけました!

みんなアンティークを見る目は真剣そのもの!
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モートン・イン・マーッシュのティールーム

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ここもお馴染み「マシュマローティールーム」
この日は、町にマーケットが開かれていて、店内も人でたくさん。

いつも思うのは、イギリスのティールームには
おじいさんとおばあさんのカップルがたくさんいる事です。

日本では、なかなか見かけない光景ですが、
とってもいいな~~。と、憧れてしまいます。

ちなみに、このティールームは、「ベストオブティープレイス」の賞をもらっているお店なんですよ。
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マナーハウス・ガーデン・アフタヌーンティー

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そして、今回の旅行、第一回目のアフタヌーンティー♪
暑い気候も跳ね除けて!やっぱり、お庭でアフタヌーンティーですよね!

ちょっと木陰に白いリネンをひいたテーブルを用意してもらい、
優雅なアフタヌーンティー♪

昔のお屋敷に住んでいた主人達もこんな時間を過ごしたのでしょうね。

う~~ん。贅沢な気分です~!
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7月19日ベットフォード邸でアフタヌーンティー

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今回の、アフタヌーンティーの中でも特別なもの!
なぜなら、ここがアフタヌーンティー発祥の地なのです!

ベットフォード公爵夫人のアンナマリアさんが始めた社交の場なのです。

そして、その歴代公爵夫妻がティータイムをしていた場所で特別にアフタヌーンティーをさせていただきました!

実は、失礼な事にお味はあまり期待していなかったのですが、なんと、ここのアフタヌーンティーが今回の旅行の中で一番美味しかったんです!

みんなで「さすが~~~。」と、唸ってしまいました。。
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ロンドンのパブはお洒落で美味しい!

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遂にロンドンにやってきました。
今まで田舎でのんびりしていた雰囲気から一転!
若者が多く、人のスピードが一気に早く感じられます。

しかし、偶然にも美味しいパブを発見!

この後の、ロンドン滞在中、まるで私達の溜まり場のように利用させていただきました。

店員さんの中に、「カオカエツ」という意味不明な日本語を書いたTシャツを着ている人がいて、
一気に私達の都会に来たという緊張感を解いてくれたのでした(^^)
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野菜に飢えていた私達は、サラダをひたすら注文しました♪

7月20日 ブラマー紅茶ミュージアムレッスン

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そして、今年もお元気そうなブラマーさんにお会いする事ができました。

スシーラティーの生徒さんという事で、なかなかマニアックな事もセミナーに盛り込んでお話してくださいましたが、
ブラマーさんの不思議なノリにみんなはタジタジ・・・(^^;

でも、終了証も頂いて、良かったですね~♪

今年は、動くブラマーさんを撮ろうということで、ビデオカメラ持参で行きました(笑)
時々、カメラ目線でお話くださるブラマーさんは、相変わらずサービス精神旺盛です(^^)

夜は優雅にリッツでアフタヌーンティーwithシャンパン

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今日、二度目のアフタヌーンティー!?

予約の取りにくいリッツで、唯一この夜だけ予約が取れて、希望の方と連れ立って行って来ました。

素敵なサロンに、お洒落して出かける。こんな時間を楽しむ、「ゆとり」をずっと忘れたくないね~。
生徒さん達とそんな事を話しながら、出掛けました。

夜のアフタヌーンティーはシャンパンからスタート。
そして、気さくに雰囲気を和ませてくれるスタッフの方々がいて、心から楽しむ事が出来ました。

みんな軽くほろ酔いでした(笑)

紅茶は、私はあえて「ラプサンスーチョン」をオーダーし、英国貴族の気分満喫してみました。

紅茶も、ケーキもスコーンもとっても美味しかったですよ。

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7月21日 キャロライン先生のアフタヌーンティーレッスン

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去年に続き、今年もご友人のお宅にお招きいただき、
非常に暑い中でのレッスンになりました。(^^;

キャロライン先生にも、「直子さんがこの猛暑を連れてくるんじゃないの~?」と・・・。
すみません~~。

このレッスンでは、スコーン、ビクトリアサンドウィッチ(スポンジケーキ)、オーツビスケットを作ります。

お菓子を日本で本格的にされている方も参加されていましたが、
イギリスの人のお菓子作りのポイントを興味深そうに聞いていらっしゃいました。

お国が変わると、言う事も変わってくるものなんでしょうね~。

ここでも、修了書をいただきました。日本に帰っても美味しいスコーン焼いて下さいね♪

キャロライン先生、相変わらず優雅でお美しかったです。
みんなも、素敵ね~~。と、ため息を漏らしていました。
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7月22日 早起きしてポートベローアンティークマーケット

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さあ!イギリス旅行最終日。
なんだか、ロンドンに着いてからはあっという間。。

土曜日にしか開かれないアンティークマーケットへいざ!!

朝早く行かないと良いものは無くなるし、しかも人混みで身動きとれなくなるので、みんな早起き頑張りました。

私は、妹へ50年物のアンティークのブローチを買ってあげました。
喜んでくれるかな~?(^^)

ハロッズでちょっとお茶休憩してから、帰路へ・・・

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さあ!みんなは、お土産ショッピングの最終段階。

今まで、楽しく自分の物ばかり買っていたので、みんな「大変~~!」と、ばかりにお土産を買っていました。

私は、ロンドン留学中のKさん(スシーラの生徒さんだったんです)と、
ハロッズのティールームでのんびりお茶をさせてもらいました。

ロンドンに留学してるなんて、本当に羨ましいです~~。
私もできる事なら・・・。

でも、彼女とお話してて、新しい事をどんどん吸収している姿を見ていると、
私も、なんだか体中がワクワクしてくるような感じになりました。

素敵なイギリス滞在にしてくださいね。

さあ。そんな事言ってられるのも一瞬。
私達は、頑張って日本に帰らなくては!

みんな荷物たくさんになりましたが、無事に帰れたでしょうか・・・?(^^)

最後に・・・

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旅に参加されたみなさん。
お疲れ様でした。

ハプニングもありましたが、みなさんのパワーで、そんなこと全て笑い飛ばしてくれて、
本当に、たくさん助けていただきました。

殊のほか、みなさんが仲良く旅をされた事を、本当に嬉しく思います。

ありがとうございました。
また、機会がありましたらご一緒できれば嬉しいです。

2006年春 スリランカ「ヌワラエリヤ&ディンブラの旅」

2006年 スリランカ「ヌワラエリヤ&ディンブラの旅」



スリランカより戻って来ました!!
ヌワラエリアの「Tea Factory Hotel」での朝ごはんの写真をアップしてみました♪
すごーーく新鮮なヌワラエリア紅茶の香りに朝からうっとり~。でした。(^^)



スリランカは今ヌワラエリア紅茶のシーズン真っ只中!
見てください!この美しい色!!
早朝に出来立ての紅茶をテイスティングさせていただきました~(^^)/
目覚めに効く、パンチの効いた味わい。それでいて、豊かに香るフルーティーさ!!
こういう美味しさって体で覚えてしまいます。



霧は紅茶を美味しくする、魔法のシャワーです。
そして、そんな濃霧の中、ビニールカッパをかぶって作業する茶摘娘さん達に出会いました。
雨が降っても、どんなに霧が立ち込めても、彼女達は茶摘を休む事はありません。
そのお陰で、日本で美味しい紅茶を頂く事ができるのですね。本当に、感謝の気持ちです。。