2007年3月スリランカ「ヌワラエリアとディンブラの旅」

s13.JPG

3月17日(土)~24日(土)のスリランカの旅「光り輝く島・スリランカ/ヌワラエリヤ&ディンブラを巡る」

今年の旅は8名+私の総勢9名の旅。
丁度シーズンを迎えたヌワラエリヤとディンブラの茶園を巡りました。

しか~し!他にも、ノリタケ工場へ行って、食器を買ったり、地元の喫茶店に行って現地のミルクティーを体験したり、紅茶の父「ジェームス・テーラー」のお墓参りをしたり、サリーを買ったり!なんだか、盛りだくさんの旅ですよ~!!

書ききれない事がたくさんありましたが、旅行記にまとめましたので、是非是非続きを読んでくださいね♪
●ちょっとシンガポールで寄り道♪

シンガポール航空でいざスリランカ・コロンボへ!
ちょっとその前に・・・5時間のシンガポールでの乗り継ぎ。
美味しい中華を食べに出かけて、満喫♪
ちょっとの時間も楽しみますよ~(^^)

し・か・し!
旅慣れた風にスマートにシンガポールで美味しい飲茶を食べに行く!はずが、シンガポールの地下鉄の駅を降りた瞬間、すごい人混み!その流れに巻き込まれ、2名が迷子!
まだスリランカにも着いていないのに、このまま会えないのか~・・・(汗)

でも、無事に予定していたお店の名前を覚えていてくれた2人。お店の近くで無事に会えました。良かった良かった。。(^^;
美味しい中華も食べて、良かった良かった。。

s1.JPG

●ようやくスリランカ・コロンボへ到着~♪

s2.JPG

空港に着いたら、「Welcome Suciela Tea College!」の横断幕が!
時間は夜の12時。みんな眠たい目をこすりつつ、歓迎の花(アラリア:スリランカの国花)のレイを首に掛けてもらって、南国到着ムードにひとしきり盛り上がりました(^^)

●キャンディでの大感激の歓迎セレモニー!

2日目の朝。コロンボから早速キャンディへ。

途中、象の孤児院などを訪問して、日本では考えられない数の象の水浴びを見たりしながら、お昼過ぎ、キャンディへ到着!

s3.JPG

お腹が空いたな~!と思い、バスを降りると、「ん?!太鼓?ダンサー?」
外では賑やかに何かのセレモニー。
ガイドのアリさんも「結婚式ですね~!」

ところが!そのセレモニー、私達グループの為のものだったのです。
何度もキャンディには来ていて、ホテルスタッフとはすっかり仲良しになった私ですが、こんな盛大な歓迎は初!
ひゃ~~!びっくり!!

驚き&喜び&戸惑いの不思議な感覚の中、導かれるままにロビーへ。すると床にスシーラティーのマークが!?

s4.JPG

「すごい~~!」みんなの歓声と喜びの声と、太鼓の音で一気にロビーは賑やかになりました。

お腹が空いていたのも暫し忘れて、スリランカの歓迎の儀式(旅の安全を祈願したり、歓迎の意があったりする)、鳥のモニュメントに火を燈すセレモニーも全員受けました♪
これで、この度は成功間違い無しですね!!(^^)

この日は、数名がアユルベディックマッサージを受けて、他のみんなは私がなぜかスウィート・ルームだったので、記念撮影会になって、ワイワイ広いお部屋で過ごし、

s5.JPG s6.JPG

s7.JPG

夕方から有名なキャンディのお寺:仏歯寺へお参りに行きました♪
私は、旅の安全と成功を願ってきました。(^^)

s8.JPG

●お待ちかね、ノリタケ工場へ!!思いもかけず、ティーブレイクを拝見♪

さあ!3日目の朝!この旅行のみんなのお目当て、ノリタケ工場見学&アウトレットショッピング♪

ノリタケの方に朝9時30分に来たら、工場の従業員のティーブレイク中との事。
紅茶ツアーとしては、その辺も興味津々!
是非、見せていただきたいです!と、言ったら、ノリタケの方「どうしてそんなものが興味があるの?」と、不思議そうでした。

7時半から働き始めていた従業員は、9時半になると続々工場内に作られた「Tea Center」と呼ばれる場所に集まって来ました。
各自、自前のティーカップ(ほとんどの人は大きなマグカップ^^)を持ってティーサーバーから紅茶を入れて飲みはじめました。

私達が、パシャパシャ写真を撮る中、初めは不思議そうにしていた従業員も、最後はポーズまで決めてくれてとってもフレンドリーな雰囲気。

s9.JPG

ものすごくこの日は熱く、強い日差しの中にも関わらず、嬉しそうに紅茶を飲む姿は、万国共通で癒されるもんだな~。

その後は、ご想像の通り、お買い物に明け暮れました(笑)
ノリタケの現地駐在員のKさん、色々とお世話してくださってありがとうございました!

●地元の喫茶店「キリテーショップ」!

s10.JPG

まず、観光客は来ないだろう、地元の喫茶店へやってきました!

ここのおじさんのキリテー(ミルクティー)はとっても美味しいのです♪

私がカメラ片手にお店の中に入って行くと、いつものおじさんがニコニコと手を振ってくれる。
「また、来たんだね~!腕によりを掛けてキリテーを作ってあげるね~!」

私達は、おじさんがキリテーを作る様をまたまた写真でパシャパシャ!
おじさんは得意満面で美味しい紅茶を作ってくれました(^^)

甘~く泡だったミルクティーが、疲れた身体に染み渡っていくようでした。。。

s11.JPG

でも、この後サリーショップへ。まだまだお買い物は続く・・・(笑)

●ヌワラエリヤへ向かう途中、紅茶工場へ。紅茶の美味しさに感動!

みんな、この旅初の紅茶工場!
今までホテルなどで出てきたミルクティーもとっても美味しかったのだけど、
紅茶工場で出てくる、ストレートティーに感激!

このグレンロッジ・ティーファクトリーはヌワラエリアに登る途中にある工場。
まだ、標高が低めなので、甘味のあるなんとも言えない風味の紅茶なのです。

そして、何より、茶畑の中のティールームで飲む雰囲気が格別です!

s12.JPG

●早朝4時起きで紅茶工場見学!朝日の中でティータイム。

s13.JPG

さぁ~!一番気合を入れていった紅茶工場見学!
一番工場が稼動しているのが夜中から朝方に掛けて。太陽が昇ってしまうまでの時間帯。
工場の人によると、朝の6時がベストタイミングという事だったので、特別にアポイントを取って、朝4時起きでみんな頑張りました!

ヌワラエリアの朝は寒い~~~!
みんなありったけの防寒着を着込み、いざ出発!

工場へ到着♪
バスを降りた瞬間、なんとも言えないヌワラエリア独特の新鮮な青い香りに包まれます!
工場に入るとそれは更に増して、茶葉を乾燥させる場所では、Yさんが「なんか、ヌワラエリアのお風呂に入ってるみたい~~!!」と、感動してました。
その言葉ぴったり~!!
それくらい、ヌワラエリアの香りに包まれます!

思う存分、紅茶の勉強をした後は、美味しい紅茶でホッと一息♪
朝日に照らされた紅茶がキラキラ輝いていました(^^)

s14.JPG

●初の試み!ディンブラ地方のマタケリー茶園へ立ち寄る!

今回は、茶商の方を通して、ディンブラのマタケリー茶園へ行けるように事前にお願いしていたので、ヌワラエリアからの帰りに道に立ち寄る事が出来ました。
マタケリーは日本人にもファンの多い、名門の茶園。

工場に着くと、給食員のようなエプロンをつけ、聖歌隊のベレー帽のような帽子を被り、工場内へ。
途中、すご~くハンサムなマネージャーさん登場。

私は工場の説明を通訳しつつ、気もそぞろ?(笑)
みんなも黙っていたけど、説明を聞きつつ気もそぞろ?(笑)

でも、ヌワラエリアのディンブラの違いも見る事ができて、とってもお勉強になりましたね!

その後は、マネージャーさんのバンガローに案内していただいて、日本に来た事がある事や、マネージャーさんの日常の話など、興味深いお話を存分に伺って、楽しいティータイムとなりました。

s15.JPG

●紅茶商の会社でティーテイスティング

s16.JPG

もう、これで5回目の訪問になりますが、
今回は、ガイドのアリさんの不思議なナビゲートで軽く道に迷い、炎天下の中を歩く事になり、ふらふらになりつつも、頑張ってブローカーのオフィスにやってきました。

いつも優しい笑顔で迎えてくださる茶商の方々。
ティーテイスターのお仕事の話や、バイヤー、ブローカーの仕事内容の説明などをしていただいて、実際にテイスティングを体験させてくださいました。

みんなプロのテイスターのテイスティングを間近に見て、その紅茶をススル勢いに驚いていました。

ここでは、ブローカーの社長が菅原ブンタ似のまるでシブイ映画スターのようだったことで、ひとしきり盛り上がり、楽しい時間となりました。

●旅は終わりへ・・・ありえないバスドライバーとの出会い

あっという間の1週間。
まだまだ、みんなで一緒にスリランカで過ごしていたいという気持ちの中、すべてのお買い物も済まし、夕刻、エアポートへ。

空港への道は流れているものの大渋滞。
何車線なのか分からないほど多くの車が追い越したり、抜かされたりしている中、公共のバスが私達のマイクロバスに急接近?!

そのバスの異様な動きに、「なんだ?なんだ?」

良く見ると、バスドライバーは非常に笑顔。しかも、片手運転の状態で、窓から何か紙を差し出し、私達に渡そうとしてるではないですか?!

私達も、ありえない状況に大興奮&大爆笑!
Kさんが窓を開け、その紙切れをなんと受け取る事に成功!私にその紙を手渡しました。

みんな「何が書いてるの?!!」

なんと、その紙には彼の名前と電話番号!!(笑)

私達も、すっかり悪乗りをして、「何かお返し♪♪」

Sさんが、持っていたコラーゲン入りアセロラ・マシュマロを手に取り、「これ渡しましょう~!」

バスの中から、マシュマロを手渡す仕草をすると、バスがまたまた急接近!今度は昇降口からドライバーの替わりに乗客の人がキャッチ!
それを、ドライバーは受け取り、早速マシュマロを美味しそうに満面の笑みで食べて見せてくれました(笑)

スリランカって・・・。

この陽気で人懐っこい人柄のスリランカ人に触れて旅をしていると、なんだかまた帰って来たい気持ちになるものです。

時々、以前一緒にスリランカに行った生徒さんが、「またスリランカに“帰り”たいな~」と、言っています。
その表現が表すものがスリランカにはあるんです(^^)

今回ご一緒した皆さんも、またスリランカに帰ってきましょうね♪

s17.JPG