今日も、朝から晴天です!ちょっとお散歩しようと、ホテルを一歩出ると、羊の親子がお出迎え。のどかです~。
今日は、行きたいところが何軒もあって、それを全部廻ろうと思うと朝早くの出発が必要。
ホテルの朝食の時間はまだ大分後という事で、持参のフルーツとお部屋の紅茶で朝食を済ませます。
いざ、今日は昨日からのオートマで機嫌よくスタートです♪
まずは、美味しいトフィー(日本でいうキャラメルかな)ショップへ、湖水地方の中でも一番来たのPenrishという村に向かいます。
私達の泊まるWindemereからは車で1時間程の道のりです。
途中息をのむような美しい湖の景色に出会ってはちょっと車を止めて写真をパシャリ♪
木々の緑と湖の青とのコントラストの美しさに時を忘れてしまいそうでした。
ひたすら続く、丘と湖の景色に圧倒されているうちにあっという間にPenrishへ到着。
村に着いたら、人にお店を訪ねるも、すぐに発見。とても小さな町なので見つけやすい!
こんなところまで、トフィーを買いにやってくるとは~~と、自分でも関心しながらしばし感慨に浸ります。
トフィー(キャラメル)とファッジ(飴とキャラメルの間のようなモロモロした食感のイギリスの伝統菓子)のお店。その名も「The Toffee shop」♪
お店の中は、すでに新鮮さも感じる甘い香りでいっぱい~☆思わずみんな「ひゃー!甘い香り~~♡♡」
プレーンとチョコレート味のファッジを試食させてもらいました。「美味しい~~。」ただ甘いだけではない、コクのある味わい。流石!!
ここはグラム売りです。自分の好きな量、好きなアイテムを取り合わせて箱に詰めてくれます。
店内はシンプルで私の大好きなブルーとホワイトの染付の食器が飾られていました。
そして、女王陛下とチャールズ皇太子の写真も。
なぜなら、このお店。ロイヤルファミリーも大好きな超有名なショップなのです。
そして、先を急ぐ私達はかわいらしい村をもう少しゆっくり見てみたいとい気持ちを抑え、早々に次の村へ。
次の村は「Keswick」というお店です。ここはPenrishから西に来るまで30分ほど行ったところにあります。
ここのお目当てはTea Pot Museum。
不思議な形のティーポットをたくさん生産している会社の博物館&ショップがあるのです。
向かう前に電話で定休日と開館時間も確認してばっちり!
ぶーーーんっとひとっ走り。村にはすぐに着いたものの、お目当てのお店は見当たらない。
人に聞くと、「あ~~。あのお店閉めちゃったんだよ~~。」
「え~~?!そんなはずない、さっきショップの人と話をしたところだもん!」
と、もう一度ショップに電話してみると、そのショップは別の町にあるショップに繋がるようになっていて、とてもここからは車で行けないとのこと。
ショック~~^^;
今年はこの不景気でことごとく食器業界は店を閉めたり、倒産するところが続出しているけれど、まさかここも…。
ロンドンもピカデリーにあるウェッジウッドショップもクローズしていたし、なんだか寂しい限りです。。
でも、残念な気持ちもそこそこに、早々に次の行動に!何より、今日は忙しいのです。(^^)
今度は南下して、ジンジャーブレッドの美味しいGrasmereへ。
ワーズワースが眠るお墓があることでも有名な村です。
ここも無事到着。お店の前にはすでに列が出来ていました。
どうも、地元の子供たちが遠足に来ていて、一人一枚ずつジンジャーブレッドを買って、お店の外で食べていました。
子供にも大人気のお菓子なのですね。
お店の中は、一昔前にタイムスリップしたような雰囲気。ショップのスタッフも可愛い制服に身を包んで、子供一人一人にジンジャーブレッドを手渡していました。
私も、お土産用にいくつか購入。そして、一緒にいた生徒さんが「今食べてみましょうよ~♪」と、一枚購入。
食べてみると、ソフトな食感にしっかりジンジャーの味と、隠し味程度にオレンジピールの香り漂って、美味しい~~(^~^)
湖水地方はお菓子の王国です!
ここで少し村のホテルで休憩を入れて、のんびりしてからまた次の町へ。
次は、少し南下して、ウィンダメア湖の西側にあるピーターラビットの著者ピアトリクス・ポターが住んでいたお家Hill Topへ。
ピーターラビットのお話が好きな私達3人組はこれも楽しみの一つにしていました。
家族との確執や、恋人との別れを経験したポターが安らぎを求めて定住した思い入れのあるお家なのです。
そして定住のに書かれたお話の中には、このお家の中の様子がそのまま絵本に描かれていたりします。
なので、事前に本を読んでくると更に面白さが増します。
メイン道路から少し入ると、お花の続く細い道があり、その小道の一番上にポターの家は小さく建っています。
可愛い小道ですよね~。バラがたくさん咲いていて、他にも色々なカラフルなお花でいっぱいです。
お花の反対側は羊がたくさん放飼いにされていて、木陰で涼んでいました。
お家は決して贅沢な作りではなく、ポターが上流階級の生活をあまり好きではなかった事を感じることができます。
彼女はそれよりも植物や動物の事の方が何より興味があったのですね。
そういうのが良く感じられる場所です。
ここは観光客がたくさん押し寄せる場所で、お家に入るのに、時間毎で整理券が整理券が配られます。
世界中の人が彼女の本に共感して、このお家に訪れるのです。すごいな~~。
ミスポターを感じた後は、ウィンダミア湖を渡るために、フェリー乗り場へ。すぐの場所です。
20分ごとにやってくるフェリーは車ごと運んでくれます。1車3.5ポンド(約560円)で向こう岸へ行けるのです。
なんだか、ワクワクするこのフェリー。
渡ったら、私達の泊まるホテルのすぐ近くです。戻って来ました~。
でも、私達の一日は終わらない。
Windemereにある今度はピーターラビットミュージアムへ♪
行ってびっくり、面白かったです~~。と、いうか、良く出来ていて、ピーターラビット好きじゃなくても楽しめます♪
さあ、ほとんどの用事かようやく終了。
あとは、レンタカーを返しにKendalという町へ。
ここには「Farrer」という紅茶とコーヒーのお店があります。
時間がギリギリでしたが、間に合いそうだったので行ってきました。
お店やさんが並ぶメインストリートにあり、少し迷いそうになりながらもなんとか到着。
お店は5時に閉まるので、あと10分ほどしかない時に滑り込みセーフ~。
ショップのお姉さんは、ここも観光客がさすがに来ないのか、嫌な顔一つせず、優しい対応で、お店の写真も快くOk。
に、しても、田舎はこの明るさにもかかわらず5時には店が閉まるとは…。
紅茶を取り急ぎ買って、後は、レンタカーを返すのみ。。
これがひと苦労しました~~。
特にショップの地図があるわけではなく、住所を頼りに探し、道行く人に聞くも、聞けば聞くほど私達は混乱することに。
と、言うのも、非常に街の作りが複雑で、パズルを解きながら目的地に行くような感じでした。
これは予想外でした~~(><)
この後、ホテルでの遅めのアフタヌーンティーを予約していたので、その時間の事も気になりながら焦りは募ります。。
なんとか見つけて、無事レンタカーを返し、ようやくタクシーでホテルまで帰って来ました。
すっかり予約の時間は過ぎて、もうディナーの時間帯。普通では考えられませんが、無理を言ってアフタヌーンティーを出してもらいました。
今夜はこれが夕食です。(^^)
無理ばかり言う私達。。ホテルの人も困っていたでしょうに、快く対応してくれて、感謝です~~。
結果的には、「良いホテルだったね~」と、満足して帰って来ました。
全く日の落ちる気配のない夕食時のアフタヌーンティーを楽しみながら、今日のイベントはなんとか終了~。
私達がアフタヌーンティを食べていると、ここの宿泊客でオスカー君と言うわんちゃんを連れた方が、窓越しにご挨拶~♪
すっかり顔馴染みに。
旅ではこんな触れ合いが何よりの宝物です♪
明日はもう帰国。
あっという間の12日間でした。
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